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古い、狭い、暑い…難しい“学童保育”の環境改善 ネックは解決策が見つからない運営費用

8/23(金) 18:56配信

東海テレビ

問題は施設の狭さ…昼食時は子供たちだけでいっぱいに

 共働き家庭などの小学生が放課後に通う「学童保育」。利用者が年々増えています。

 ただ、施設などの環境は十分に整っているわけではなく、夏休みの1日に密着すると、様々な課題が見えてきました。ネックになっているのは厳しい費用面です。

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■築54年の木造住宅で運営する学童保育クラブ

 夏休みのある日、午前8時。名古屋市名古屋市熱田区にある神宮東学童保育クラブ。夏休みの学童保育は朝が早いんです。父親や母親があわただしく子供を預けていきます。

Q.少しだけお話を…

子供を預けた母親:
「ちょっともう急ぐのですみません」

別の母親:
「8時半なのであと3分後の電車に乗らないと」

 神宮東学童保育クラブは、築54年の木造民家を借りて運営しています。崩れたかけた土壁に、天井、ずいぶん年季が入っています。全児童数22人のうち、この日は1年生から6年生まで合わせて16人が来ました。

■夏休みこそ大変…1日中子供を預かる

 指導員主任の吉本友衣さん(24)は、3人のパートやボランティアと一緒に子供たちの面倒を見ます。学校がある日の運営は、放課後から午後6時までですが、夏休みは午前8時から午後6時までの1日保育です。

 昼食の準備は子供たちも手伝います。メニューはオムライス。昼食はテーブルを並べて食べますが部屋の中は子供たちでいっぱいです。

 この建物は、2階が6畳1間、そして1階が6畳2間。育ちざかりの小学生が集まると大騒ぎに。夏休みは、1日中そんな状態が続きます。

3年生の女の子:
「みんなで遊べて楽しい」

3年生の男の子:
「第2の家って感じ 楽しいし色んなことできるもん」

6年生の女の子:
「楽しいけど狭い」

 学童保育の問題のひとつは、部屋の狭さです。

指導員主任の吉本さん:
「マンションが近くに建ってきていて、(利用する)人数も増えるかなと思っているんですけど うちも受け入れたいけど、どのくらい受け入れられるか。受け入れたところでこの狭いところでやっていけるかという不安はあります」

 午後1時、昼食後のお昼寝タイム。昼過ぎになると2階の室温は33.2度。夏休みならではの悩みが、この「暑さ」。

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最終更新:8/23(金) 18:56
東海テレビ

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