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美しすぎるお菓子「みずのいろ」 創業264年の老舗菓子店の熟練の技 「水の都」岐阜・大垣市の逸品

8/23(金) 11:31配信

中京テレビNEWS

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 「水の都」と呼ばれる、岐阜県大垣市。老舗菓子店のお菓子が現代風にアレンジされ、その美しさがSNSなどで話題に。9代目社長の思いとは?

 岐阜県大垣市にある「御菓子つちや本店」。創業264年の老舗菓子店です。

 話題となっているお菓子が…

「こちらが“みずのいろ”というお菓子です」(槌谷 9代目 槌谷祐哉社長)

 その美しさなどから注目を集め、SNSなどで話題に。実はこれ、“羊羹(ようかん)”なんです。

「こんなオッサンが思いついたお菓子に、“美しいお菓子”と言っていただけるのは、こそばいいながらもうれしかったですね」(槌谷 9代目 槌谷祐哉社長)

 5色の美しいお菓子。そのお味は?

「まわりがシャリシャリで、中がしっとりしています。初めに甘みがくるんですが、最後にほんのりミントの香りが広がりますね」(記者)

 社長の槌谷(つちや)さんが表現したいと考えていたのが、地元“大垣の水”です。

「水の都・大垣だからこそ生まれるべくして生まれたお菓子だと思っていて。川が流れている水の景色、ぼこぼこ沸いている井戸の水。大垣の水をどうお菓子にうつすか、最大のテーマになっていますので」(槌谷 9代目 槌谷祐哉社長)

 大垣の水を表現したというお菓子、「みずのいろ」。「干錦玉(ほしきんぎょく)」という伝統的な羊羹をできる限り薄くし、現代風にアレンジしました。

 商品化までの大きな課題は、“色”と“形”でした。全て天然の素材で色づけし、特に青色は発売ギリギリまで素材が決まらないほど、難しかったといいます。

 社長のねばりとヒラメキで青色も見つけ出し、5色全て天然のハーブで表現しました。

 “形”は、熟練の技がポイントとなりました。丸みによって、形のない“水”をあらわしたのです。

 構想から約3年。試行錯誤を重ね4年前に商品として世に送り出すと、SNSなどで話題になりました。

「キレイすぎて食べられないよ」
「美術品の域」
「飾って眺めていたい」(ツイッターより)

 予約販売のみで店頭受け渡しにも関わらず、問い合わせが殺到。この夏は、2か月間で去年の倍以上の4000箱以上の注文が入っているといいます。

「何回もこうやって見たりこうやって見たりとかで、光に当てて見たり、きれいなお菓子ができたなと。伝統的なものを現代に合わせたお菓子作りを進めていきたい」(槌谷 9代目 槌谷祐哉社長)

 この「みずのいろ」を作ることができる職人が一人しかいないため、予約してから受けとるまでに、最短で10日ほどかかるということです。

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最終更新:8/23(金) 11:31
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