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話題をさらった“妖怪弁当”は、黄泉の国のような古民家から生まれた

8/23(金) 16:54配信

食べログマガジン

昨年、話題沸騰した「妖怪弁当」。作ったのはどんなお店?

2018年8月、あまりにもかわいくて完成度の高い「妖怪弁当」が、TwitterなどのSNSで注目を集めたのをご存じでしょうか?

味も見た目も素晴らしいこのお弁当を作ったのは、岩手県金ケ崎町にある古民家カフェ「侍屋敷大松沢家」でした。

まるで黄泉の国のような荘厳さを持つ、癒やしの古民家カフェ

「侍屋敷大松沢家」があるのは、諏訪小路地区。伊達政宗の一族である大町氏が治め、金ヶ崎城の城内だったことから、文化庁から「重要伝統的建造物群保存地区」として指定されています。

この地区の空き家だった建物を、素敵な古民家カフェに生まれ変わらせたのは「金ケ崎まちづくり研究会」。同研究会の代表・高杉郁也さんは、「建物はしばらく空き家だったので修理が必要でした」と言います。

年季の入った門をくぐると、空高く伸びる楓の木々が涼やかな木陰をつくり、まるで“かくりよ”(隠世、幽世。永久に変わらない神域、黄泉の国を意味する)のような荘厳な空間が現れます。

お店の窓からは、築山がある歴史的な美しい庭園が一望できます。紅葉の時期は、この世のものとは思えないほど美しい見事な紅葉のじゅうたんになるそうです。

「庭園を多くの人に見てもらいたいという思いから、今の『侍屋敷大松沢家』は生まれました」と高杉さんは語ってくれました。

目指すは「食べる妖怪図鑑」。食材とにらめっこしながら考案したメニュー

この美しい侍屋敷大松沢家から登場したのが、あの「妖怪弁当」。

地元の方々が妖怪の絵や知識を発表する、年に一度のイベント「妖怪会議」のために振る舞われる渾身作です。

しかも、作られるのは約50個のみというから、レア度の高さがうかがえます。

今年で妖怪会議は13回目。妖怪弁当は6回目の提供になります。
「毎年、妖怪会議を行っているうちに内容のグレードが上がってきたので、せっかくならば食べるものも妖怪に関するものにしたいと思って……」と目を輝かせながら、楽しそうに話す高杉さん。

妖怪弁当のメニューは、金ケ崎まちづくり研究会のメンバーが『妖怪図鑑』を熱心に見ながら考案しているそう。

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最終更新:8/23(金) 16:54
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