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人気すぎて今でも納車は1年待ち!? ジムニーは急いで買うべきなのか

8/23(金) 14:30配信

MOTA

発売から1年経過も人気が続くジムニー/ジムニーシエラ

この数年間に発売された新型車で、特に話題性の高い車種が、軽自動車のスズキ ジムニー(JB64)と小型車版のスズキ ジムニーシエラ(JB74)だろう。いずれも伝統のラダー(ハシゴの)フレームに、エンジンやサスペンションを搭載する後輪駆動ベースの本格的な構造をもつオフロードSUVで、悪路走破力が高い。

■本格派SUVのジムニー/ジムニーシエラの内外装を画像で見る

外観は直線基調のボディに伝統の丸型ヘッドランプを備え、原点回帰のイメージもある。最近のSUVは、乗用車と共通のプラットフォームを使うシティ派が中心で、単に車高が上がった車内の広いワゴンのようだ。しかしジムニーとジムニーシエラは、SUV本来の悪路走破力を徹底的に高めている。ボディサイズは日本の道路環境にピッタリのサイズだから、多くのユーザーが注目しし、SUVの本質を突いた商品ともいえるだろう。

人気すぎて生産が追いついていない、しかし増産しにくい事情も

問題はジムニーの納期で、生産が受注に追い付かない。発売から1年経過したにもかかわらず、納期は今でも長く、販売店は「契約してから納車されるまでに、ジムニーが1年、ジムニーシエラは1年半を要する」と話す。

過去を振り返ると、発売は2018年7月で、この時点の国内販売目標はジムニーが1年間に1万5000台(1か月当たり1250台)、ジムニーシエラは1200台(同100台)であった。発売直後に両車の受注台数が1年間の販売目標を上まわったので、販売店では「納期は1年以上になる」と説明した。

そこでスズキはフルに生産を行い、2018年の1か月あたりの登録(軽自動車は届け出)台数は、ジムニーが1700~1800台、ジムニーシエラは500~600台であった。1か月の販売目標を大きく上回る生産を行ったが、納期は一向に縮まらない。

2019年には増産に踏み切り、ジムニーは1か月に2500~3000台、ジムニーシエラは600~800台を登録するようになった。発売時点の目標台数に比べると、ジムニーは2.4倍以上、ジムニーシエラは6倍以上に達する。

ここまで生産規模を拡大しながら、納期は相変わらずジムニーが1年、ジムニーシエラは1年半だから相当な人気といえるだろう。

納期の長期化はユーザーに大きな迷惑を掛けることから、スズキはさらに増産すべきだが、将来的に需要が下がると余分な生産設備を抱えることになってしまう。今後の売れ行きを判断するのが難しく、さらなる増産をしにくい事情もある。

このような調子だから、ジムニーが欲しいユーザーは、取り敢えず注文を入れて気長に待つしかないだろう。そこでジムニーとジムニーシエラの買い方を考えたい。

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最終更新:8/23(金) 16:56
MOTA

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