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“何かが動き出す”もてぎラウンド

8/23(金) 16:01配信

J SPORTS

最近では真夏の風物詩のひとつとなったツインリンクもてぎでの「もてぎ2&4レース」。今年も国内最高峰の4輪(スーパーフォーミュラ)と2輪(JSB1000)が同日開催される中身の濃い週末になった。。さらに特に直前に日本列島を縦断した台風10号の影響もあり、気温38度、路面温度は50度近くに達する灼熱のコンディションの中で激闘が繰り広げられた。

ここ数年スーパーフォーミュラのもてぎラウンドでは、新たなヒーローが誕生することが多く、ここでの結果がシーズン全体の結果に大きく左右することがある。

2015年には石浦宏明が、その年の第2戦岡山に続いて自身2勝目をマーク。ライバルたちを寄せ付けない力強い走りを見せ、チャンピオン争いでも完全に主導権を握るレースを披露した。実際に彼はそのシーズンで初のシリーズチャンピオンを獲得。現在もライバルから一目置かれる存在となっている。

2016年には関口雄飛がデビュー4戦目で初優勝。予選から他を圧倒する走りを見せての勝利で、最終的にチャンピオン獲得とはならなかったが、彼の評価を大きく上げたレースとして知られている。

さらに多くのファンの方にとっても記憶に残っているであろうレースが2017年のもてぎラウンド。現在F1で活躍中のピエール・ガスリーが初優勝を飾ったレースだ。彼も初めてのスーパーフォーミュラに序盤戦は苦戦。彼にとっては後がない状況の中での勝利だっただけにパルクフェルメでこれまでの鬱憤を晴らすような雄叫びをあげたのを今でも覚えている。彼は続く第5戦オートポリスでも連勝し、この年はランキング2位を獲得した。

そして、2019年。また新たなヒーローがもてぎで誕生した。ITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川亮だ。

2013年にスーパーフォーミュラにデビューした平川。デビュー前のテストからいきなり上位に食い込むタイムをマークするなど周囲を驚かせるような走りを披露。初優勝も時間の問題と思われていたが、ここまで勝利を挙げられずにいた。さらに今季はこれまでにないくらい苦戦を強いられ、4戦を終えてノーポイントという状態が続いていた。

速さはある、チームも経験豊富、テストでも調子が良かった、なのに結果が出ない……。

特に第4戦富士では平川の表情からも焦りが出始めているように感じられたが、その悪い流れを今回のもてぎでは自らが払拭した。

65号車にとっても、チャンピオン争いに絡んでいくためには、もう少しポイントを積み重ねたいところ。ボーナスポイントがつく第5戦でどこまで稼ぐことができるか注目だ。

予選2番手からスタートするとアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)を序盤から追い回し、23周目にオーバーテイクしトップに浮上した。そこからは後続を一気に引き離す力強い走りを披露し、参戦5シーズン目にして初優勝を飾った。

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最終更新:8/23(金) 16:01
J SPORTS

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