ここから本文です

日本代表が強豪アルゼンチン相手に奮戦、「このチームはまだまだ伸びる」とラマスHC

8/23(金) 16:18配信

バスケットボールキング

高確率で決められた3ポイントを一番の敗因に挙げたラマスHC

 8月22日、1万6211人が詰めかけたさいたまスーパーアリーナで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング48位)はアルゼンチン代表(同5位)を相手に最終スコア93-108で黒星を喫した。

【ハイライト】バスケ男子日本代表・国際試合 日本 vs アルゼンチン(2019.8.22)

 試合後の記者会見で、フリオ・ラマスヘッドコーチが敗因として口にしたのは3ポイントシュート。アルゼンチンは試合全体で28本放って16本成功、成功率57.1パーセントという高確率でリングを射抜いた。

「アルゼンチンは今日の試合の入り方、締め方が完全に我々よりも上手でした。経験の差の部分もありますが、相手が決めた3ポイントの確率は57.1パーセント。そこが一番の負けた要因だと思っています」とラマスHC。

 アルゼンチンはピック&ロールや流麗なボールムーブでディフェンスとのズレを生み出し、積極果敢に長距離砲をヒット。憎たらしいまでのコンビネーションを繰り出し、ショットを放つことができるタイミングでもノーマークのチームメートへエクストラパスを回して日本のディフェンス陣を崩していった。

 この3ポイントについては、この日チームで3番目に多いプレータイムを記録した馬場雄大(17得点/アルバルク東京)が「3ポイントを決められてしまったディフェンス面で問題がありました」と語れば、チームトップの7アシストを残した篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)も「あれだけノーマークの3ポイントを打たれてしまうと、世界では勝てないと思います。1つのスクリーンや2つ目のスクリーンといったシンプルな部分でやられてしまいましたので、そこは修正していかなきゃいけない」と振り返っている。

日本が17点ビバインドを打開して逆転するも、最後はアルゼンチンが振り切る

 とはいえ、この試合で13得点をマークした渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が「アルゼンチンを相手に戦えていた時間もありました」と会見で口にしたように、決してアルゼンチンの一方的な展開で試合が進んだわけではない。

 日本は第2クォーター途中に17点ビハインドを背負うも、ゲームハイの23得点を挙げた八村塁(ワシントン・ウィザーズ)や15得点を残したニック・ファジーカス(川崎)、馬場らの踏ん張りで追い上げ、前半終了時には馬場の3ポイントプレーが決まって3点差へと縮めた。

 そして第3クォーターにはゾーンディフェンスに切り替えて、個ではなくチームとして遂行したディフェンスが奏功。渡邊の3ポイントが効果的に決まって逆転しており、アルゼンチンからリードを奪ったことはこの試合における収穫の1つと言っていいはず。

 だが徐々にアルゼンチンがゾーンディフェンスの突破口を開き、日本がマンツーマンのディフェンスに戻すと、再び高確率な3ポイントを沈めてリードを広げていった。

 最終クォーターにも1ケタ点差のゲームを見せた日本だったが、八村や竹内譲次(A東京)が2本与えられたフリースローを1本しか決め切れない展開が続く。対するアルゼンチンは39歳の大ベテラン、ルイス・スコラ(20得点)が要所で3ポイントプレーを完遂するなど老かいなプレーでけん引。ファジーカスの3ポイントや八村のリング下などで日本が追い上げを見せる中、最後は15点差でアルゼンチンが制してみせた。

1/2ページ

最終更新:8/24(土) 10:00
バスケットボールキング

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事