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留学生が文化体験

8/23(金) 14:14配信

北國新聞社

 「第32回JAPANTENT―世界留学生交流・いしかわ2019」(同開催委員会主催、北國新聞社特別協力)は2日目の23日、加賀、能登の各市町で、地域の特色を生かしたプログラムが行われた。留学生は座禅やそば打ち、九谷焼の絵付けなどを体験し、石川の文化に触れた。

 輪島市門前町の曹洞(そうとう)宗大本山總持寺祖院では、16カ国の27人が座禅を体験した。

 境内では、2年後に總持寺開創700年を迎えることや、大陸から伝わった仏教文化が日本でさらに進化を遂げた歴史が留学生に紹介された。

 一行は、12年前の能登半島地震からの復興工事が進む様子も目の当たりにし、6月に工事が終わった山門などを眺めながら、門前の地で醸成された禅文化に思いを寄せた。

 初めて座禅に臨んだブラジル出身のエリザ・ストレイテンベルゲル・ファゴロさん(21)=芝浦工業大=は「座禅は難しかったけど、静かにするうちに時の流れがゆっくりになり、穏やかでピースフルな気分になった」と喜んだ。門前町ではそば打ちも体験した。

 小松市小野町の九谷焼窯元「西盛友堂」では、留学生とホストファミリーが九谷焼の上絵付けを体験し、マグカップや平皿などに思い思いの柄を描いた。

 留学生は器に下書きした後、作品集などを参考に5色の絵の具で動植物や文字を表した。メキシコ出身のレネ・ロザノ・ファレスさん(23)=長岡技術科学大=は山と馬のイラストでふるさとの風景を表現し、「思ったよりうまくできた。祖母に贈りたい」と完成を心待ちにした。

 参加者は市内で野菜の収穫、弓道にも取り組み、暮らしや文化に親しんだ。

北國新聞社

最終更新:8/23(金) 14:14
北國新聞社

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