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右ヒジに異変・松坂もう終わり? 中日・森SD注目発言

8/24(土) 11:04配信

東スポWeb

 二軍で調整中の中日・松坂大輔投手(38)がピリピリモードに突入した。右ヒジの違和感を訴えて21日に病院で検査を受けたところ、炎症を起こしていることが発覚。22日はナゴヤ球場でノースロー調整したが、右ヒジの状態などについて語ることなく、球場を後にした。ここにきて昨季まで監督として松坂を全面サポートしてきた森繁和シニアディレクター(SD=64)が「平成の怪物」の今後の去就について意味深発言した。

 松坂が苦悩している。ソフトバンクでの在籍3年間は1度しか登板できず未勝利だったが、中日に移籍した昨季は6勝(4敗)を挙げて復活ののろしを上げた。ところが、今季はキャンプ中にファンとの接触で右肩を痛めて長期離脱を余儀なくされると、やっとのことで7月に今季初めて一軍昇格。16日の阪神戦(ナゴヤドーム)は5回2失点で勝ち負けこそつかなかったが、27日のDeNA戦(ナゴヤドーム)は初回にわずか一死しか奪えず、8失点と大炎上してプロ最短KOの屈辱を味わった。

 そんな中での右ヒジの異変だけに、松坂のショックの色はありあり。この日、ナゴヤ球場で治療やランニング、ウエートトレーニングを行っただけでキャッチボールはせず。状態について質問しようとした報道陣に「話せる気分じゃないです」とだけ言い残して球場を後にした。

 加藤球団代表は「しばらくノースロー調整すると聞いている。ヒジは軽い炎症で、静養期間は分からないが、大きなダメージではない。まだ今季中に投げる意思を持っているから、検査を受けた。あとは右肩がどういう状態なのか。もともと肩も悪かったわけだから」と説明する。

 チーム内外では松坂の現役続行に限界説も出始めているが、西武時代からじっこんの森SDはそれを否定。故障がちな松坂に対して「万全なときなんてないだろうよ。投げられるようになったら、またどこかが(痛くなったり)なるのは分かっている。そういう年だということ。だけど、いつまで投げられるか分からないけど、本人はまだ投げられる、やれると思ってやっているんだから、それでいいじゃないか。本人はできると思ってやっているし、俺だって、まだできるというピッチングを見ている」と後押しする。

 とはいえ、迫り来る現役引退のXデーを、森SDは「本人が最終的に決めるかも分からないけど、球団や現場がダメと言ったらもう終わりだろう。みんな球団と契約しているわけだから」とも話した。

 加藤代表は「契約するかどうかは現段階では白紙です。少なくともドラフトで獲る分の選手は契約することがないので、他に自由契約にする選手も出てくるだろうし、それを併せて検討していかないといけない。あれだけの実績のある選手なんで、本人がどう思っているか話を聞きながら判断しないといけない」と慎重に話す。

 しかし、森SDは球団だけでなく、ファンの声も大事にする必要性を訴える。松坂の去就について「それはみんなが判断すればいいんじゃない。みんながもう無理だと思っているのなら、みんなが『もうやめろ』と言えばいい」。仮に周囲からそう言われても松坂本人が納得しないケースもありそうだが「そういうこともあり得る。だけど、周りのファンが納得することも必要だろうし、そうなって(松坂が)納得しないようだったら、もう終わりだろう」と持論を展開する。

 中日が来季契約しなかった場合、他球団への移籍の可能性については「ヨソで欲しいところがあれば、当然行くだろう」(森SD)。令和となって「平成の怪物」がどうなるのか、今後の動向が気になるところだ。

最終更新:8/24(土) 15:48
東スポWeb

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