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「天声人語 2019年8月24日」

8/24(土) 7:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 江戸時代、対馬藩で外交使節「朝鮮通信使」の接遇を担当したのは、儒学者の雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)である。威信や体面にこだわる両国の間で幾度も板ばさみになり、頭髪は半分白に。その姿を朝鮮使節が「半白」と書きとめている▼幼時より英才の誉れ高かった芳洲は、朝鮮と中国の言葉を身につけ、大陸情勢にも通じていた。だが職責は重く、ときに病に倒れ、ときに辞表を出したほど。将軍の呼称を「国王」と改めよと朝鮮に迫るなど、幕府が国威を高めることに執着した時代だった▼芳洲が生きていたら髪が残らず白くなりかねない事態が起きた。…… 本文:634文字

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最終更新:8/24(土) 7:00
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