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(多事奏論)酷暑の東京五輪 理想との「温度差」、鈍いIOC 稲垣康介

8/24(土) 11:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 猛暑の8月、空調の利いた自宅でテレビニュースを見ていた。気象予報士が「熱中症にならないよう、屋外での運動は控えましょう」と警告した後、東京五輪のテスト大会の話題に移った。ブラックジョークだな、と苦笑しかけて思い直した。暑熱対策に頭を悩ます大会組織委員会の知人らの顔が浮かび、不謹慎に思えたから。
 東京五輪の招致委員会が国際オリンピック委員会(IOC)に提出した立候補ファイルにある記述が今、蒸し返されている。7月24日が開会式で、閉幕は8月9日という大会日程に関する部分だ。
 「晴れることが多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」
 虚偽記載だとツッコまれても仕方ない一方、招致に勝つ戦略として、正直に「熱中症に要注意」と書けないのも理解できる。…… 本文:1,552文字

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最終更新:8/24(土) 11:30
朝日新聞デジタル

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