ここから本文です

広島・長野 コイ追い込みで期待される“現在地”

8/24(土) 13:10配信

東スポWeb

 広島・長野久義外野手(34)が7月2日以来、約1か月半ぶりに一軍昇格を果たし、1―4で敗れた23日の中日戦に「6番・左翼」で66日ぶりに先発出場。復帰戦の結果は3打数無安打だったが、敵地に詰め掛けたコイ党からは「おかえり!」と大声援が送られた。

 試合前のベンチ前にさっと10台のテレビカメラが並んだ。お目当ては帰ってきた背番号5。練習中から一挙手一投足を追い、クルーが移動を繰り返す。「やっぱりスターですねえ」。周囲の選手やスタッフの表情も緩んだ。

 ただ肝心の試合では2度の満塁機で凡退するなどいいところなく、6回の攻撃からベンチへ下がった。試合はエース大瀬良が6回4失点と崩れ、打線も劣勢をはね返せず逆転負け。注目された復帰戦は悔しい結果に終わり、試合後は言葉を発さず球場を後にした。

 それでも迎打撃コーチは「振る力は練習を見ていても上がってきているなと思う」と評価。確かに、約1か月半に及んだ二軍生活中、長野は若い選手に交じってひたむきにバットを振っていた。

 グラウンド外でも“兄貴分”の役目をこなした。前半戦終了後のある休日には「若い子からは誘いにくいだろうから」とルーキーの小園や林ら寮生に声をかけ、広島市内の焼き肉店で食事会を開催。また別のある日には、若いドミニカ共和国出身選手たちにも同じく焼き肉をごちそうした。先日一軍に初昇格したサンタナによれば、食事の席で「チャンスは必ず来るから」と励まされたという。

 一軍でもただ戦力としてだけでなく、長野に期待されるのは数々の修羅場をくぐった経験を若手に伝える役目。コイのラストスパートを支えるのが背番号5の使命だ。

最終更新:8/24(土) 13:13
東スポWeb

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 野球情報

あなたにおすすめの記事