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飯舘村と復興促進協定 “よい仕事おこし”フェア実行委

8/24(土) 10:08配信

福島民報

 全国の信用金庫でつくる「“よい仕事おこし”フェア実行委員会」と飯舘村は二十三日、同村の地域振興や東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興促進に向けた包括連携協定を締結した。同実行委が県内の自治体と協定を結ぶのは初。協定に伴う取り組みとして十月に、飯舘村の復興の現状を視察するツアーを実施する。

 両者は協定を基に、同村の観光交流人口の増加や花卉(かき)栽培を基幹産業に育てる活動などに取り組む。全国展開する信金のネットワークを生かし、新たな村づくりを促進する。

 協定締結式は村役場で行われた。実行委の事務局を務める城南信用金庫(本店・東京都品川区)の川本恭治理事長、あぶくま信用金庫(本店・南相馬市)の太田福裕理事長、菅野典雄村長が協定書に署名した。

 川本理事長は「支援事業で村を明るくしていきたい」、太田理事長は「信金の強固な横のつながりを生かし、村を応援する」、菅野村長は「大きな支援に報いるよう新たな村づくりに取り組む」と、それぞれあいさつした。門馬伸市副村長、飯舘村までい大使の佐川旭さんが同席した。

   ◇  ◇

 飯舘村のツアーは「までいな村 飯舘村復興応援ツアー」と題して十月十九、二十の両日行われる。川本理事長をはじめ、城南信用金庫の役職員約三十人が村を訪れ、村の現状を視察する。村内の宿泊体験館「きこり」に泊まり、帰還困難区域となっている長泥地区や深谷地区の災害公営住宅などを見学する。

 十月七、八の両日、東京都で開催する「2019“よい仕事おこし”フェア」では飯舘村が初出展する。村内産のカスミソウやトルコギキョウなどの花を展示する予定。

 実行委は飯舘村と同様の協定を、いわき市と結ぶことで合意している。県内他市町村との連携も視野に入れており、地域の枠を越えた被災地支援や地方創生事業に取り組む考え。

■素晴らしさ伝える 城南信金の川本理事長来社

 城南信用金庫の川本恭治理事長は二十三日、“よい仕事おこし”フェア実行委員会と飯舘村との包括連携協定締結の説明で福島民報社を訪れ、高橋雅行社長と懇談した。

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最終更新:8/24(土) 10:08
福島民報

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