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【キーンランドC予想】 攻略のカギはやはり洋芝適性!? 馬体派がオススメする「体幹のしっかりした馬」とは?/JRAレース展望

8/24(土) 18:35配信

netkeiba.com

 今週はキーンランドCが行われますが、このレースに出走を予定している有力馬について、馬場を踏まえながら、馬体的見地から考察していきたいと思います。

 まずは馬場状態ですが、先週の札幌の馬場を見る限り、メインの札幌記念で軽いタイプのワグネリアンが負けてパワータイプのブラストワンピースが完勝したように、洋芝らしくパワーが求められます。

 また、先週からCコースが使われていますが、枠順や脚質による大きな偏りはありませんでした。力勝負と考えて良く、しっかりと筋肉が付いていて、体幹がしっかりとした馬を選んでいきたいと思います。

 以上のようなことを踏まえ、有力馬の馬体を診断していきましょう。

 アスターペガサスは500キロ近く馬体重がある馬ですが、コンパクトにまとまっています。重心が低めの箱型体型で、まさに短距離馬という感じです。ジャイアンツコーズウェイ産駒で、母系もエンドスウィープの系統で筋肉量も豊富です。

 京都で行われた葵Sでは1分8秒0で走っているように軽い芝もこなせますが、函館適性が高いように本領が発揮されるのは洋芝でこそ。今回は札幌ですが、まったく問題はありません。馬体写真からは仕上がりも良さそうで、ここも好走できそうです。

 2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイ。一時期は調子を崩していましたが、馬体写真を見ると無駄肉が取れてグンと良くなっています。肩回りやトモの張りも良く、背中から腰に掛けてのラインも力強くなっています。6歳になりましたが、調子は上向き。筋肉の質が強く、洋芝も問題ないタイプ。ここ2走に続いて好走できそうです。

 高松宮記念は枠順が悪かったにもかかわらず、正攻法の競馬に徹したダノンスマッシュ。4着に敗れましたが、人気を背負っていただけに、それも致し方なしといったところでしょう。前走は薬物問題で除外となり、少し間隔が空きました。

 今回の馬体写真を見る限り、その影響は皆無といって良いでしょう。トモの筋肉が張り詰めていて、アバラもうっすら浮いて仕上がりも文句なし。もともとGI級の素質は持っていましたが、この秋の飛躍に向けて良い競馬ができそうです。

 ハッピーアワーはハービンジャー産駒にしては無駄のない体つきで、つくべきところにキッチリと筋肉がついています。肩回りも力強いですし、トモの肉付きも良い感じです。ハービンジャーの飛節は直飛になりやすいのですが、この馬については良い角度がついています。それでいながら力感は素晴らしいので、状態も良いと思います。立ち回り次第では強敵相手でもチャンスはあります。

 リナーテは新馬を勝ってからモタつきましたが、ここにきてグングン成績を伸ばしてきました。牝馬ですが、馬体に重厚感が出てきて、非常にドッシリとしています。兄のサトノダイヤモンドはすべてのパーツが長くて、長い距離に向いていましたが、こちらはそれよりもドッシリとしているぶん、短い距離に向いているようです。今回は相手が強化されるので、展開次第というところもありますが、デキは引き続き良いので、流れひとつで好走は可能でしょう。

 他にも有力な馬はいますが、現状ではダノンスマッシュを信頼し、セイウンコウセイやハッピーアワー、アスターペガサスなどを中心に考えたいと思います。馬場適性を重視すれば先週の札幌記念のように必然と馬券は絞れると思います。あとは調教や枠順、当日のパドック次第です。
(文=古澤秀和)

最終更新:8/24(土) 18:35
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