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田中恒成が7回TKOで2度目の防衛 1位ゴンサレスから4度ダウン奪い圧勝

8/24(土) 16:59配信

スポーツ報知

◆プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・田中恒成(7回TKO)同級1位ジョナサン・ゴンサレス(24日・名古屋市武田テバオーシャンアリーナ)

【写真】ダウンを奪った田中恒成

 WBO世界フライ級王者・田中恒成(24)=畑中=が、同級1位の指名挑戦者ジョナサン・ゴンサレス(28)=プエルトリコ=を7回2分49秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。戦績は田中がデビューからの連勝を14(8KO)に伸ばした。ゴンサレスは22勝(13KO)3敗1引き分け1無効試合となった。

 田中は初回、ゴンサレスの動きを見極めるように慎重にパンチを繰り出した。身長165センチの王者にとって、8センチ低いサウスポーの挑戦者はやりにくいはずだが、2回になるとプレッシャーを強めていった。3回、2分30秒過ぎに右ボディーストレートを相手のみぞおちに入れ、先制ダウンを奪った。

 攻勢を強めた4回。ラウンド終了間際に田中は相手をコーナーに詰めたところ、左カウンターを浴びて尻餅をついてダウンを取られた。大きなダメージはなく、すぐに立ち上がった。

 圧力をかけ続ける王者とテンポよく動き回る挑戦者。試合は7回に大きく動いた。ボディー攻撃を集中して2、3度目のダウンを奪った。残り30秒を切り、粘りを見せるゴンサレスに右ボディーを3連続打ち込み、4度目のダウンを奪取し、とどめを刺した。最後はレフェリーが試合を止めた。

 田中は「苦しい展開でしたが、なんとかKOできてよかった。ただ、内容は最悪です。自分のボクシングが弱かった」と苦笑いした。

 前日23日の調印式では、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長が「田中はミゲル・コットやオスカー・デラホーヤらと並ぶ選手」と歴代の王者たちの名前を挙げて、WBOの3階級を制した田中を称賛した。同会長の母国はプエルトリコ。田中は2017年に、当時デビューから16連勝16KOだった同国の英雄アンヘル・アコスタに初黒星をつけた。プエルトリコ人にとって、田中恒成の名前は忘れられない。「最高の試合を見せる」と意気込んで臨んだ一戦で、言葉通りの結果を出した。

最終更新:8/24(土) 18:39
スポーツ報知

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