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【山中慎介ジャッジ】田中恒成は負けパターンからの切り替えさすが

8/25(日) 6:03配信

スポーツ報知

◆プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ○田中恒成(7回 TKO)ジョナサン・ゴンサレス●(24日・名古屋市武田テバオーシャンアリーナ)

 王者の強さを示せた試合だった。田中はサウスポーのゴンサレスに対し、相手パンチやスピードを警戒したせいか、攻撃のタイミングはやや遅く、相手に逃げられていた。苦しい状況でも3回に右ボディーでダウンを奪ったため、早いラウンドで終わるかと思ったが、まだ攻略の糸口をつかみ切れていなかった。

 左構えの相手に自分の良さを消され、判定負けするという日本人選手の負けパターンに陥りかけていたが、7回に切り替えて、多少強引に仕掛けたのはさすがだ。上回っていたパワーで距離をつぶして接近戦に持ち込み、サウスポーには当たりづらい左ボディーも入り始め、ダウンを重ねていった。

 本人は納得がいかない内容だと思うが、世界王者として何度も勝っている中で、こういう試合はあるものだ。それでも指名挑戦者をKOするのだから、田中にはまだ秘める力がある。(元WBC世界バンタム級王者)

最終更新:8/25(日) 12:35
スポーツ報知

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