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大船渡・佐々木朗希、初の世界一へ覚悟固めた…日本の守護神「やるしかない」

8/25(日) 5:57配信

スポーツ報知

▽練習試合第1戦 高校日本代表5―0駒大(24日・都内グラウンド)

 U―18ワールドカップ(30日開幕・韓国)に出場する高校日本代表は24日、都内グラウンドで駒大とダブルヘッダーの練習試合を行った。大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希(3年)は、第1戦の9回に4番手で登板。岩手大会準決勝(一関工戦)から、ちょうど1か月ぶりの実戦で四球を1つ与えたが、最速153キロの直球を軸に1回無安打無失点1奪三振。「60点」と自己採点した。永田裕治監督(55)は起用法を明言しなかったが“令和の怪物”は守護神としての覚悟を固めた。

【写真】 応援に来た野球少年とタッチする佐々木

 汗を拭ったタオルを後ろのポケットに戻すと、ブルペンの佐々木はマウンドへとゆっくり駆け出した。宮城大弥、西純矢、林優樹の好投を受け、9回の登板。「60点ぐらいかなと思います。7、8割でいきました。(抑えは)久しぶりだったので、難しいところはあったんですけど、しっかり対応はできたかなと思います」。1、2年生主体の大学生相手に四球で1人の走者は許したが、最速153キロをマークし無安打、1奪三振。無失点で締め、完封リレーを完成させた。

 まだ伝えられたわけではないが、守護神を務める覚悟は固まっている。前夜に伝えられたのは、この日の9回の登板。永田監督が投手起用について「きょう見た中で、どのポジションにしたらいいか、だいたい把握はしました」と語ったように、本番まで少ない試合の中で、無意味に9回を託すはずはない。抑えとなれば1試合の球数は少なくても、連日出番を待つ役回り。佐々木は「やったことないので少し不安はありますけど、ここまできたらやるしかないと思うので頑張っていきたいです」と語った。

 実は抑えの経験はある。中総体後、軟式から硬式への移行期間と位置づけられるKボール。その気仙地区選抜「オール気仙」でプレーした際、故障明けということもあり、一塁手兼抑え投手としてプレーした。抑えの難しさについては「前の投手に何かあった時、すぐいかないといけない。あとは先発と違って自分で試合のリズムをつくれないので、そういうところは難しい」と話した。

 この日も、9球団25人のスカウトが観戦。楽天・後関スカウト部長は「(先発と)どっちがいいかは別にして、適応はできるでしょう。コントロールも悪くないし、決め球もある」と抑えへの適性に太鼓判を押した。「選ばれなかった選手もいるので、その人たちの思いも背負って初の世界一になれるように頑張りたい」と改めて意気込みを語った163キロ右腕。世界の強豪を相手に、フル回転する。(山口 泰史)

最終更新:8/25(日) 8:51
スポーツ報知

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