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大豆製品、手をぶらぶら…手と指の痛み・変形への対処法

8/24(土) 15:05配信

婦人公論.jp

50歳頃を境に、手のこわばりやしびれ、痛みなどを訴える女性が増えています。それは、どうやら女性ホルモンが影響しているようです。「気のせい」と放置してしまうと、指の変形につながることも。後半では、手指の痛み・変形の予防法と、すでにある症状を改善するための方法を平瀬雄一先生に教えてもらいました。(構成=天田泉 イラスト=おおの麻里)

◆エクオールを補って予防

1)大豆製品を毎日摂ろう

「腸内細菌の働きで、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンからエクオールが作られます。また、腸内に産生菌がいない人も、大豆製品を摂っていれば外部から入ってくる菌(通過菌)によってエクオールが作られる場合も。エクオール1日10以上が、手指の変形を含め、更年期のトラブルを予防する目安になります」(平瀬先生)

エクオールは短時間で体外に排出されるので、大豆製品は毎日摂りたいものです。

2)補助食品などでエクオールを補充

「エクオールを含有した補助食品にも効果が期待できます」(平瀬先生)

また、女性ホルモンを補う方法としてHRT(ホルモン補充療法)を受ける手も。婦人科などに相談しましょう。

◆手の痛みやしびれ、指の変形の対処法

1)血行を促して冷えから手を守る

「エストロゲンは血液を通して全身に運ばれます。冷えると血流が滞って、エストロゲンが指先まで行き届かず、しびれなどの原因に」(平瀬先生)

入浴で体を温めるなど血流を促す生活を心がけて。血行を改善するビタミンEなどの摂取もおすすめです。

2)起床後すぐに手をよく振る

睡眠中は血圧が下がって血の巡りがゆるやかになります。

「朝は手指の痛みやしびれが起こりやすいので、目が覚めたら手をぶらぶらと振って血流を促しましょう」(平瀬先生)

3)腫れや痛みには冷湿布を

腫れや痛みは、炎症が起きている証拠です。

「冷湿布で炎症を抑えましょう。無理に動かさないように、手指をテーピングして固定するのも一つのケア方法です」(平瀬先生)

4)トラブルがひどいときは治療を

「変形がひどい場合や、痛みやしびれで眠れないときは、受診を。痛み止めの薬や注射、手術、指をスムーズに動かすためのリハビリなどの治療が受けられます」(平瀬先生)

受診は手の専門医がおすすめ。日本手外科学会のホームページより「手外科専門医・認定施設」をチェックしてから、受診を。

平瀬雄一

最終更新:8/27(火) 15:00
婦人公論.jp

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