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1940年代に12の時計メーカーが製造した、往年の英陸軍向け軍用時計を3万円台で再現!

8/24(土) 18:20配信

ウオッチライフニュース

12の時計メーカーが製造したW.W.Wシリーズ

  Low BEATやPOWER Watchといった時計専門誌の総編集長である私こと菊地吉正がプロデュースするオリジナルの時計ブランド「アウトライン」。その最新作 “ミリタリー type 1940”がこのほど完成した。発売は10月とまだ先なのだが、今回はその新作のモチーフとなった1940年代当時の実際の軍用時計とはどのようなものだったのかを紹介したいと思う。

 ちなみに、新作のミリタリー type 1940はイギリス陸軍タイプとドイツ空軍タイプの2種類がラインナップしている。そのなかから今回はイギリス陸軍向けに作られた当時の軍用時計を取り上げたい。

 イギリス陸軍の軍用時計で最も有名なのが、第2次世界大戦期(正確には1944年以降)に支給され、愛好家の間ではダーティーダースとも呼ばれたスモールセコンド仕様(独立して設けられた小さな秒針のこと)の3針時計である。与えられた管理コード、W.W.W.は“Water proof Wrist Watch”の頭文字からとったもので、防水腕時計を意味する。

 このW.W.W.では、軍用であるための条件として、第1に“防水性能があること”に加えて、“15石の手巻きスモールセコンドムーヴメントを搭載すること”、そして“黒文字盤で夜光インデックスを採用し、ケースのベルト取り付け部分がハメ殺しであること”といった規格が定められていた。

 当時、この製造を手がけた時計メーカーは、そのほとんどはスイスの時計メーカーである。具体的に名前を挙げると(7本並んだ写真参照)、写真上段の右からビューレン、レマニア、ティモール、下段右からジャガー・ルクルト、シーマ、オメガ、バーテックスだ。この他にもレコード、IWC、ロンジン、エテルナ、そしてグラナの計12社にも及ぶ。つまりこれがダーティーダースの愛称で呼ばれるゆえんなのだ。

 しかも、なかにはオメガやIWCといった現在も人気の高い有名ブランドも手がけていたため信頼性という点でも評価が高く、当時の軍用時計のなかにおいては、その人気はいまなおダントツに高い。

 さていま一度、7個並んだ写真を見てほしい。時計メーカーが違っても、どれも同じような顔つきなのがおわかりいただけるだろう。軍管理のもと同一の規格に基づいて製造されたことから、どれも似た顔つきになってしまうというわけだ。

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最終更新:8/24(土) 18:20
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