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【特集】市内で唯一、分娩を扱う総合病院が…『分娩休止』を表明 戸惑う市民、背景にある「課題」

8/24(土) 10:01配信

関西テレビ

兵庫県丹波篠山市の酒井隆明市長は、この日、戸惑いを隠せませんでした。

【酒井隆明 市長】
「ささやま医療センターで、分娩を休止する意向を持っていることがわかりました」

市内で分娩を行っている唯一の総合病院が、今後分娩をやめると伝えてきたのです。

■市民の間で広がる「動揺」

子育て世代の支援を積極的に行ってきた市には、まさに寝耳に水。
市はすぐさま検討委員会を設置。市民の間でも、動揺が広がっています。

【市民】
「産婦人科自体が少なくなっているので、選択肢が少なくなるし、遠くなればなるほど不安も大きくなりますから…」
【市民】
「うちの娘も里帰り出産で兵庫医科大お世話になったので、やっぱりあればうれしい。なくなったら里帰り出産もなかなか無理かもね」

【酒井市長】
「市内(の総合病院)で分娩できないとなると、いくら合理的な理由があったとしても、なかなか市民や若いお母さんは理解されません」

ささやま医療センターは、兵庫医科大学の附属病院です。
市で最大規模の総合病院として中心部にあり、市内の約3割にあたる分娩を取り扱っています。

産科医療の中核的な役割を担ってきたため、市は「産科の存続と充実」を求めて約10年前から
病院と協定を結び、これまで補助金も支給してきました。

【病院を利用する妊婦】
「一人目は違う病院だったけど、二人目なのでちょっとでも近いほうがいいかなということで、この病院を選びました」

【病院を利用する妊婦】
「総合病院なのでもしものときに、つわりとかで毎回入院していたので入院できるし、産後は小児科があるからもし問題あったら小児科へ」

妊婦から寄せられるのは、信頼の声。
それなのになぜ、病院は分娩を取りやめる方針を示したのでしょうか。

■医師2人で…「ぎりぎりの体制」

ささやま医療センターの医師は、兵庫医科大学から派遣されています。

常勤は、副院長も務める田中医師と、研修医の磯野医師の2人のみ。

日中の外来診療に加え入院する妊婦への対応、さらに、田中医師は自宅を離れて病院の近くに住み込み、いつ始まるかわからない分娩や、容体の急変に備えています。

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最終更新:8/29(木) 13:54
関西テレビ

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