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そのキレ味、ハープスター級? 穴党も脱帽◎ズラリの期待馬【新潟2歳S座談会】

8/24(土) 13:52配信

優馬

競馬専門紙「優馬」TM(トラックマン)座談会

デスク「年によって決着タイムや上がりの時計にバラつきがあるとはいえ、新潟のマイル戦らしくキレ味比べになるのはいつものこと。それを考えると、初戦でキレにキレたウーマンズハートが人気を集めるのも当然だな」

武井「ウーマンズハートの初戦は、中団で折り合いを付け、直線でも残り400mからの追い出しで抜け出したものでしたが、追い出してから内にモタれて立て直すロスがあり、真っ直ぐ走れたのは残り200mから。その最後の1ハロンを10秒台で走ったんですから、後続が一気に離されたのも当然でした。その内にモタれる若さを見せた以外は、鞍上の意のままに動けていたので、乗り替わりも何ら問題はないと言えますし、2戦目でそのあたりが矯正されるようなら、重賞のここでもアッサリでしょう」

伊利「ウーマンズハートが初戦でマークした上がり32秒0は、関屋記念がロードクエストでマークした31秒9に次ぐ、今夏の新潟マイルで2番目の数字です。しかも、ステッキ一発で軽く叩き出してしまったあたり、相当な器だと見ていいはずですね」

久光「しかも、レースのラスト2ハロンのラップが共に10秒台だった中で、後続を大きく突き放した走りは、額面通りでしょう。中2週でも今週キッチリと追い切れたのにも好感が持てますし、6年前のハープスター級の圧勝も期待できます。他にも有望馬が揃う今年のハーツクライは、おそらく当たり年なんじゃないかと思いますよ」

デスク「本紙武井はともかくとして、普段は人気馬に逆らってくる伊利や久光まで◎を打ってくるあたり、これでしょうがないと見ていいんだろうか」

小島「一応、僕も◎ウーマンズハートなんですが、この10年で先行馬決着だったのはおととしだけで、とにかく決め手がモノを言うレースですからね。中2週での再輸送さえクリアできれば、今回もアッサリでしょうね」

目黒「そのあたり、普段の調教に騎乗する岸本助手は“ゴール前は流していたのに32秒0は凄いよね。多少、内に刺さったけど立て直してからは真っ直ぐ走っていたし、とにかく追ってからの瞬発力は抜群。1回使って反動とか、急激にテンションが上がったりもせず、ケロッとしているし、再度の輸送もクリアしてくれるんじゃないの”と、さほど心配はしていない様子でしたね。そして“ウチの先生(西浦師)も、定年まであと1年半くらいだけど、最後にまたクラシックを意識できる馬が出てきたんじゃないかな”とも。久光君からはハープスターの名も上がりましたが、ここも連勝で通過すれば、期待も膨らみそうですね」

佐藤直「ただ、上がり3ハロンの数字だけで比較するのも、どうかとは思うんだ。俺の◎モーベットの初戦は、上がり3ハロンが11秒8-11秒4-11秒2という加速ラップだった中で、後方から一気に抜け出して見せたもので、競走馬としてのセンスの高さを示す内容。そもそも直線に坂のある東京での上がり33秒8が、平坦な新潟の32秒0に見劣るとは言えないし、ウーマンズハートよりも2ヶ月前に叩き出した数字なら、むしろこっちのキレ味の方が上だと思うぞ」

小島「モーベットの初戦は出遅れましたが、流れに乗ってからは非凡な加速力を見せての差し切り。陣営も“やはりモノが違う”と言っていたように、期待通りの走りでした。レース間隔は空きましたが、ここへ向けてキッチリ仕上げてきましたし、“集中力も増しているので、もう出遅れることもない”とのこと。近年は牝馬の活躍が目立つ藤沢和厩舎ですし、牝馬の乗りこなしが上手な福永騎手への乗り替わりなら問題ないでしょう。個人的にも、ウーマンズハートとのキレ味比べは楽しみですよ」

西田「ただ、気になるのが馬場です。新潟は金曜にかなりの降雨があったようですし、レース当日までその影響が残れば、キレ味が武器の馬には厳しい状況となる可能性がありますよ。だったら、重馬場のデビュー戦を快勝しているペールエールを。ゲートの反応が良く、折り合いもスムーズで、直線で逃げた馬に馬体を併せてからも手応えは楽。あの内容なら、1ハロンの距離延長も問題はないと思いますね」

細川「ペールエールの前走は2着馬と1馬身差でしたが、内容的には着差以上の完勝でしたし、3着馬はそこから5馬身離されてましたからね。“雨は歓迎だし、距離も十分にこなせる”と、陣営の期待も大きいようです」

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最終更新:8/24(土) 13:52
優馬

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