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大人の世界に簡単に入り込める怖さ…親も知らないSNSを使う子どもたち

8/24(土) 12:02配信

FNN.jpプライムオンライン

便利な一方で、使い方を誤ると落とし穴にはまってしまうスマホ。

写真撮影、スケジュール管理、メモ帳、音楽、さまざまな用途で使えるアプリや情報がスマホの中にあり、特に毎日のように使われているのがSNSだろう。

なぜ、子どもたちは知らない人とつながることができるのか…

最近、こうしたSNSによって、少年少女が犯罪に巻き込まれてしまうケースが多発している。

警察庁は、2018年の1年間にSNSを通じて犯罪被害に遭った18歳未満の子どもの数が1811人だったと今年の3月に発表している。2009年と比べると700人近く増えていることになるが、こうしたデータの被害人数は「氷山の一角でしかない」と、青少年のネット・スマホ事情に詳しいジャーナリストの石川結貴さんは言う。

TwitterやLINEなどを問題視している時点で甘い

まず、「SNSを通じた犯罪被害」と聞いて、あなたはどんなSNSを思い浮かべるだろうか。

Twitter、Facebook、LINE、Instagram…こうした有名なSNSの名前は出てくるかもしれないが、今の中高生は大人が聞いたことも見たこともないSNSを使っている。

例えば、「学生限定」などを宣伝しているあるSNSは、学生限定と言いながらも、大人が学生になりすまして会員となっているのが現状だ。また、「声」でつながるトークアプリは、同時間帯にアプリを利用している人とつながり、話ができるアプリで、年齢や性別の垣根を越え、知らない人と簡単につながることができる。

特に「声」でつながるトークアプリは、「SNS疲れを起こしている中高生に人気」と石川さんが言うが、「ユーザー同士は互いにどこの誰ともわからず声だけでつながる。そのため電話を切ると相手とは二度と話せないという心理に陥りやすく、自撮り画像やSNSのアカウントなどを交換してしまう子どももいます」と、その危険性を指摘する。「知らない人と話せる」という子どもの好奇心や興味をそそるようなアプリ利用がきっかけで、自撮り被害や性犯罪に巻き込まれる可能性もある。

こうしたSNSは、子どもたちが手にするスマホによって、「簡単に大人の世界に介入できる」というきっかけを作ってしまう。そして、「何のプロテクターを付けずに大人と同じ世界に入った子どもたちを、悪意のある大人達が狙っていることを知らなくてはならない」と話した。

さらに、石川さんは「大人はTwitterやLINEの心配ばかりししますが、その程度の認識では甘いと言わざるを得ません。親や教師など大人にはわからない、知らないアプリがたくさんあり、そこに知識も社会経験も未熟な子どもたちがダイレクトにつながっている。だからこそ危ないんです」と警鐘を鳴らした。

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最終更新:8/24(土) 12:02
FNN.jpプライムオンライン

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