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新記録33連続盗塁成功、履正社OB・山田哲人の今は高校2年生の秋が原点だった

8/24(土) 12:00配信

高校野球ドットコム

 2015年に高卒4年目にして日本人右打者のシーズン最多安打記録の更新をきっかけに、大ブレイクした東京ヤクルトスワローズ・山田 哲人選手。
 8月23日の阪神タイガース戦ではプロ野球新記録となる33連続盗塁成功の記録を樹立するなど、4度目のトリプルスリーに向けてシーズンを過ごしている。

WBCといった国際試合にも選出されるまで成長した山田哲人選手

 そんな山田選手はいったいどのような高校球児だったのだろうか。10代後半の成長過程を見守り続けた恩師・岡田 龍生監督に話をうかがうべく、山田選手の母校、大阪・履正社高校を訪ねた。

常に抱いていた「もったいない」という思い

 持って生まれた素質だけで野球をやっているという印象の選手でしたね。考えて野球をするという習慣はなく、一言で言うと「粗削りな選手」。しかし、足は速いし、肩はめっぽう強い。「将来的にはプロにいける素材なのでは?」と思ってしまうほどの身体能力の高さを備えていました。持っている素質だけで1年生の時から試合に出れたわけですからね。素材は明らかに飛びぬけていました。

 ただし、自分から進んで、他人よりも努力をするというタイプではなかったし、「野球が好きな子だなぁ」という印象もあまり受けませんでした。「それならうちのような練習のしんどい私立でなく、公立高校で楽しく野球をやる道を選べばよかったのに」と思ってしまったほどです。

 うちの卒業生であるオリックスのT-岡田なんかは「絶対にプロにいきたいです!」という強い信念を持って入部してきました。そうなると我々指導者サイドもプロに行くために必要と思われることを岡田に授けますし、岡田本人も目標達成のために必要な事をどんどん吸収し、高校野球を通じ、さらなる進化を遂げていきました。

 山田も「プロになれたらいいな」くらいの気持ちはあったんだろうけど、その意識、意欲はT-岡田などと比べるとかなり低く、「なにがなんでもプロになるんだ!」という思いは感じられませんでした。

 練習をサボるわけじゃないし、練習は普通にちゃんとやるんです。ただ、自分で「もっと!」と追求し、自らを追い込んでいくという要素が不足していました。いくらいい素質があっても、強い意欲が本人になければ開花させることは難しい。「ああ、もったいないなぁ」というジレンマが常にありました。

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最終更新:8/24(土) 12:00
高校野球ドットコム

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