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『名探偵コナン』の魅力とは?声優3人がディープな思いを語る!女性声優覆面座談会【インタビュー】

8/24(土) 18:02配信

超!アニメディア

 老若男女幅広い層から人気のある『名探偵コナン』。声優界にも多くのファンがいるが、今回はその中から女性声優3人が登場。『コナン』のどこが好きなのか、ディープな思いを語ってもらったインタビューが、現在が発売中のアニメディア9月号にて掲載中。「超!アニメディア」では、本誌に入らなかった部分を含めたロング版をお届けする。

「黒ずくめの組織」のボスの名前も判明した『名探偵コナン』942話の場面カットを紹介

――みなさんは『名探偵コナン』という作品とは、どのように出会いましたか?

A 高校時代の夏休みに劇場版を第1弾から観始めたことがあるんです。それがすごく楽しくて、それからTVアニメも追いかけるようになりました。

B 小学生のとき、家のTVで流れていたんですね。1話完結のエピソードが多かったので、子どもでも観やすく、母と一緒によくチェックしていました。ただ、犯人役の黒い人が怖すぎて、指の隙間からのぞくように観ていました(笑)。

C アニメの初回放送のときに、母がTV欄を見て『未来少年コナン』と勘違いしたんです(笑)。母が観ようと誘ってくれたので、観始めたのが最初でした。ちょうどそのとき、私はコナン君と同年代くらいだったので、感情移入もしやすかったですし、少年探偵団の活躍も楽しく、すぐにハマりました。


――『コナン』のどんなところが魅力だなと感じていますか?

A 謎解きやトリックが面白く、キャラクターも魅力的だなと感じています。あと、薬を飲んで身体が小さくなるとか、麻酔銃や変声機が出てくるというシーンが巧みで、もしかしたら現実に起きたりするかもしれないと想像させてくれるところも魅力のひとつなのかなと思います。

B 私が観始めたとき、すでに自分自身がコナンくんより年上だったのですが、小さな彼が事件に向かって突き進んでいく姿がかっこいいと思っていましたし、今もそう思っています。

C ミステリー作品として、大人になって観返してもすごく面白いんですよね。自分で推理をする楽しさもあって、そういうところが魅力なんじゃないかなと。犯人は全然、当たりませんが(笑)。

B 当たった試しがないですよね。

A 恋愛模様も観ていて面白いと思います! 黒ずくめの組織の話も物語が動くという意味で目が離せませんし……ひとつには決められませんね。

B たしかに、最近は恋愛も熱いですよね。メインキャラクターたちが持っているパートナーへの熱も、警視庁の方々の熱もすごくて、ドキドキします。ただ、『名探偵コナン』の男の子キャラクターはみんな鈍感!

C たしかに!

A 高木(渉)刑事と佐藤(美和子)刑事を観ているのが好きですが、劇場版『名探偵コナン紺青の拳』での京極(真)さんもステキだなと思いました。

C 個人的に灰原哀ちゃんが1番好きで、次に(鈴木)園子が好きなので、ふたりの仲がいいとうれしくなります。

――『紺青の拳』の話が出ましたが、鑑賞した率直な感想は?

C 京極さんの絆創膏の下に、いつから園子との写真シールが貼られていたのかが気になります。

A そもそも、いつの間に写真シールを撮っていたんだろうね?

C 撮るタイプに見えないもんね。

B でも、あんな事件があったあとに、絆創膏の話で笑い合えるふたりはいいですね。大切に思っている感じが出ていて。

A 園子の前髪をおろした姿がかわいかったよね~。

B あれはずるいと思った!

C 絶対京極さんは惚れ直したよね。

――恋愛話の続きで、みなさんが注目しているふたりは誰と誰でしょうか?

B (服部)平次と(遠山)和葉の大阪コンビです! そろそろ平ちゃんは頑張らないと、と思うんです。新一くんの京都の告白もありましたし。

A あ! 言わないで! 私まだ観てない! 「紅の修学旅行」をすごく楽しみにしていたんですけど、観たら“終わっちゃう”と思って、もったいなくてまだ観られないんですよ~。

B 私も録画してから1週間くらいは観られなかったからわかるけど……。でも、ようやく想いが通じ合ったわけだから、早く観てほしいな。平次の話に戻りますが、私は和葉ちゃんに特別な告白をしたいと必死になっている不器用な平ちゃんを見守りたくて。いつも推理ではキレ者の平ちゃんが、恋愛になると“ポンコツ”になるのがたまらなく愛しいんです。

A (平次は)昔、「俺は和葉のことを子分やと思っている」みたいなことを言っていたのも愛おしいよね。

C 私は哀ちゃんのコナンくんへの想いがちょっと気になります。今は少年探偵団とも絆ができて、“肝っ玉母さん”みたいな立ち位置になっていてますが、原作だと10巻に1巻くらいの割合で、彼に特別な想いがあるんじゃないか、みたいなシーンが出てくるんですよ!

B でも、哀ちゃんにスポットが当たると、黒ずくめの組織と直結しますよね。

C そうなの。じわじわ黒幕に近づいている感じはしちゃうんだけど……。

A 哀ちゃんといえば、光彦くんとの関係はどうなるんでしょうか?

C 昔は(吉田)歩美ちゃんのことが好きみたいな感じだったよね。

B そうそう、光彦くんも(小嶋)元太くんも歩美ちゃんが好きで、コナンくんが現れたときは警戒していたのに、最近の元太くんはうな重に夢中だし(笑)。

A (現在の元太は)うな重が最推しみたいになっているよね(笑)。

C 本当に歩美ちゃんのことが好きなのか、疑わしくなってきてる(笑)。

B 歩美ちゃんのことは大切な人だとは思っているんだろうけど……。元太くんが胸キュンする姿も見てみたいですね。

――最近の『名探偵コナン』のエピソードで気になっていることはありますか?

C 小学校のクラス担任の先生に、哀ちゃんが警戒心を抱かないことかな?

B わかります! 若狭(留美)先生は最近、一番気になっています。

C 哀ちゃんは黒ずくめの組織のメンバーが近くにいると悪寒が走るくらい勘が鋭いはずなのに、先生は大丈夫っぽいんですよね。でも、描写的には、かなり怪しいじゃないですか。

A 若狭先生が天然なフリをしている感じはありますよね。“若狭先生=ラム説”もありますけど、それも本当なのかな?

――昨年の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』では“安室の女”が数多く生まれましたが、安室というキャラクターにはどんな印象がありますか?

A “トリプルフェイス”というのがずるいですね。いろいろな顔が見られるということは、魅力も3倍ということだと思うので、人気なのもわかります。

C 文句なしにかっこいいもんね。

B 赤井さんが出てくるとちょっと感情的になりますけどね(笑)。

A そのギャップも女心をくすぐるのかなと思います。それでいて、過去には重いものを抱えているところもいいのかな。

C あと、料理上手だし!

B サンドイッチを作ってほしい!

――原作コミックスは読まれますか?

B 読んでいます。

C 私も。

A 私はアニメ派です。

――原作のエピソードで、特にアニメ化を楽しみにしているのは?

B 「怪盗キッドVS服部平次」が気になります! 和葉への告白を決めた平次と怪盗キッドとのやりとりのエピソードは特に注目しています。

C 京極さんがスタントマンの「代役君」をするエピソードです。

B それも気になります!

C 私は、単行本で読む派なので、まだ犯人がわからないんですが、とにかくこのエピソードは園子ちゃんのステキなところがたくさん詰まっているんです。ある出来事があって怒りかける京極さんに対してなだめる園子ちゃんというバランスがすごくステキで。

B ふたりのお話ってなかなかアニメで見られませんからね。

C 京極さんがあんまり日本にいないから(笑)。

――『コナン』がお好きであるみなさんのなかで、TVアニメに出演経験がある方は?

A あります。

C どうだった?

A 声優としてきちんとお芝居をしたいという思いはもちろんありましたが、大好きな作品ですから、楽しみな気持ちを隠せないままだったところもありました。音響監督の方は、別の作品で何度かご一緒させていただいたことがあったのですが、「緊張しているね」って声を掛けられました。目に見えてわかるくらい、いつも以上にドキドキしていたんだと思います。コナンくんの口上を高山(みなみ)さんが目の前でされているのを観たときは、本当にコナンくんが目の前にいるような気がして、アニメの世界に入ったみたいな気持ちになりました。

――今後出演できるとしたら、どんな役をやってみたいですか?

C 被害者の役をやってみたいです。犯人役でももちろんありがたいんですが、せっかくなので被害者を……。

B 私は、犯人側でコナンくんに追い詰められたいです。ただ、本当に小さいころから観ているアニメなので、出演させていただけたらうれしいけれど、出演しちゃったらどうなるんだろうという気持ちもあります。声優人生の何かが変わりそうな気がするんです。

A わかります。私も出演させていただけるのはとてもうれしかったですが、出てしまったら作品への向き合い方が変わってしまうんじゃないかと思って……。もちろん、お芝居は精一杯しましたし、オンエアも観たんですが、自分の出演シーンをゆっくりと振り返ることはできませんでした。

B 不思議な感覚ですよね。絶対うれしいし、親にも勇姿を観てほしいから伝えると思うんですが、どこか複雑な気持ちが抜けないんじゃないかなと。

A でも、もし次に本作に出られる機会をいただけるのであれば、警視庁の誰かと会話がしたいです!

C 目撃者とか?

A そこまで会話できなくても、あいさつとか、その程度でいいです。

C 私は、好きなキャラクターとは会話がしたくないんです……。

A 好きすぎて話せないみたいな?

C そうなのかな。好きな方にはなるべく近づきたくないという生き方をしているので、好きであればあるほど近づきたくないんです。

――複雑な気持ちをお持ちですね。では今後、劇場版で観てみたいエピソードは?

C 哀ちゃんがメインのお話って、『天国へのカウントダウン』と『紺碧の棺』くらいかなと感じているんですね。哀ちゃんが登場すれば、黒ずくめの組織の話も動くと思うし、絶対に盛り上がると思うので、ぜひ灰原哀推しの映画を作っていただきたいです。ふたりは?

B 私の推しはつねに出てきてくれているので……(笑)。

A うらやましい(笑)。

B 劇場版でなくてもいいんですが、今後のアニメで殺人事件のない、コナンくんたちの日常も観てみたいですね。

C たまに、少年探偵団絡みで事件かと思ったら勘違いだったというエピソードもあるけど、もっと日常っぽいの?

B そうです。たとえば、小学校の夏休み中に、みんなでサッカーをやったり遊んだりして、家に帰ったら蘭ちゃんがカレーを作って待っているとか……。「喫茶ポアロ」から安室さんがサンドイッチを持ってきてくれるとか、そういう何気ない日常が観たいんです。

A 『コナンの日常』みたいな。

B そうそう。

C スピンオフでいいので、一度観てみたいです。

A 以前、TVシリーズのほうで「揺れる警視庁 1200万人の人質」というエピソードがあったのですが、それがすごく好きなんです。スケール感も大きく、警察学校にまつわる話も出てくるので、大スクリーンで観られたら、という願望があります。

――夢は広がりますね。ちなみに、皆さんはコラボカフェにいったり、グッズを買ったりはしますか?

A・B します!

C 私はあんまりしないですね。

A 好きなキャラクターのアクリルスタンドを買いました。

B コナンくんのアイテムが描かれたペンケースを、メイクポーチとして使っています。

A あとUSJのリアル脱出ゲームにも行きました。私はそれが初のリアル脱出ゲームだったので、何もわからないまま終わってしまったんですけど(笑)。

B そういえば、Aさんとはサンシャインシティの謎解きにも行ったよね。

C それはクリアできたの?

A いっぱいヒントをもらってクリアできました。

――グッズを買わない派としては、何か思うところがありますか?

C もともと原作が好きなので、原作を読めただけで、十分満足しちゃうんです。物語を摂取できれば、それで満たされちゃうので、グッズのほうまで気が回らないのかもしれません。……哀ちゃんのグッズってあるのかな?

A ありますよ(即答)。香水とかシャンプーとか。

C 香水!? それは興味あります!

――では、今後『コナン』に期待することを教えてください。

B コナンくんも新一も、ふたりとも生存してくれる世界がないかなって……。

A 別人説を押している人だっけ?

B 別人説?

A コナンくんが、自分が17歳の名探偵だと思い込んでる、みたいな……。

B いや、それは思ってない! ちゃんと同一人物として受け止めています。

C その上で分離してほしい?

B そう! 少年探偵団と一緒にいるコナンくんもすごく好きですし、新一として蘭に想いを寄せているコナンくんも好きだけど、もしコナンくんが新一に戻ってしまったら、少年探偵団の前からコナンくんが消えてしまうことになるじゃないですか。それがさびしいなと思って。

C どっちかが消えるのはいやですよね。蘭ちゃんといる新一がいなくなってもダメだし、少年探偵団が消えてもダメだから……。

B もう、分離する薬を作ってほしいくらいです! 少年探偵団のみんなにはそのまま大人になってもらいたいし、新一と蘭ちゃんにもうまくいってほしい……。すごく複雑な気持ちを抱えたまま、でも、今後も本作を応援していきたいです!

(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

最終更新:9/7(土) 12:57
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