ここから本文です

怖いニュースを見るのが辛い…不安が強いときの対処法

8/24(土) 21:50配信

All About

◆怖いニュースや暗いニュースで不安に……報道が原因で起こる精神的な症状も

痛ましい事件や事故などのニュースを見ることで、不安な気持ちになってしまうことは、誰でも少なからずあるものです。私は首都圏で生活していますが、東日本大震災後の毎日の余震が続いていたとき、カウンセリングの場で震災による不安を抱える方の悩みにいくつも対応しました。

当時は、首都圏で直接大きな被害を受けたわけではないのに、いつ地震が来るかと心配で眠れず不眠症になってしまった方、ニュースを見て震災の不安で頭がいっぱいになり、いつものような日常生活が送れなくなってしまった方もいらっしゃいました。

また、強い不安から、地震ではないのに揺れているような感覚を覚える「地震酔い」の状態になり、耳鼻咽喉科や心療内科に通われた方もいました。

現在のカウンセリングの場でも、無差別殺人事件や痛ましい事故の報道などを見て「自分もいつか被害者になるのではないか」という不安に襲われ、精神的につらくなってしまったという方にもしばしばお会いします。

「被害者になるのではないか」と感じる方の多くは、人一倍デリケートで、外の出来事や人の気持ちに敏感に反応しやすく、深刻に考えてしまう方です。自分でコントロールできない不安に飲まれるというのは、つらいものです。

◆怖いニュースで精神的に不安定に……不眠や吐き気などの症状も

人には、悲惨な話を聞いたり、事件・事故などのニュースを見たりすることで、それが他人ごとではなく、自分の身にも起こりうることだと受け止めてしまうことがあります。

これが過剰になってしまうと、現実に自分の身に生じていることではないのに、それがいつ起こるか分からないという不安が高まり、つらくなってしまうことがあります。

特にテレビのニュースなどの動画では、事件や事故の現場のリアルな映像や画像を見ることになります。映像であれ、悲惨な状況を自分の目で見ることで交感神経系が過剰に反応し、まるで戦闘態勢にあるかのような緊張状態に置かれます。

この状態が続くことで、不眠やめまい、動悸、吐き気、胃痛などの症状が生じて苦しくなってしまうこともあります。

1/2ページ

最終更新:8/24(土) 21:50
All About

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事