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大統領府「GSOMIAへの米国の不満は当然…韓米同盟アップグレードする契機に」

8/24(土) 12:16配信

ハンギョレ新聞

キム・ヒョンジョン国家安保室2次長「ホワイトハウスと協議してきた」

 大統領府が23日、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了宣言に米国政府が失望感を示したことに関連し、「米国が希望した通りの結果が出なかったことに失望したというのは当然のこと」だとしながらも、「GSOMIA問題で韓米同盟が大きく動揺することはないだろう」と述べた。

 キム・ヒョンジョン国家安保室2次長は同日、GSOMIAの終了に対する米国政府の否定的な反応と関連し、「米国側がGSOMIAの延長を希望してきたのは事実であり、米国政府の失望感はこのような希望が実現しなかったことによるもの」だとし、このように述べた。彼は「韓国政府はホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)とほぼ毎日リアルタイムでコミュニケーションを取っており、7~8月に合わせて9回の電話協議が行われた。7月24日にはソウルを訪れたホワイトハウス当局者(ボルトン国家安保補佐官)とも協議した。今後も国益と状況を総合的に考慮し、米国側に積極的に説明していく」と付け加えた。別の大統領府高官は「チョン・ウィヨン安保室長とボルトン補佐官が昨日電話したと聞いている。米国も韓日の対立について十分知っていたため、原則的にGSOMIAを維持することを望む立場であって、『絶対に終了してはならない』ということではなかった」と伝えた。

 これに先立ち、ドナルド・トランプ米行政府は韓国政府のGSOMIA終了決定に懸念と失望感を示した。カナダを訪問したマイク・ポンペオ米国務長官は22日(現地時間)、カナダのクリスティア・フリーランド外交長官との会談後の記者会見で、「韓国が情報共有合意に関して下した決定について失望した」と述べた。米国防総省も不満を示した。デーブ・イーストバーン報道官は声明で「文在寅(ムン・ジェイン)政府がGSOMIAの更新をしなかったことに強い懸念と失望感を示す」と述べた。米国防総省は、これに先立ち発表した声明では「日本と韓国が立場の相違を解消するために協力することを勧める。情報共有は共同防衛政策と戦略発展の核心」だとしたが、数時間で批判のレベルを高めた。

 キム次長の同日の会見は、GSOMIAの終了が韓米関係や安保状況に及ぼす影響が大きくないことを説明するのに多くの時間が割かれた。キム次長は「韓米同盟は堅固であり、GSOMIAの終了で大きく動揺することはないだろう」とし、「重要なのはこの機会に韓米同盟を一段階アップグレードさせる契機になるということだ」と述べた。さらに「GSOMIAが終了したとしても、韓米日3カ国の安全保障協力が瓦解したり、日本との情報交流が遮断されるわけではない。2016年11月に締結されたGSOMIA以前にも韓米連合軍の資産と韓米日情報共有約定(TISA)を通じて情報共有が行われた」と強調した。

 しかし、一部では、米国がGSOMIAの終了問題を在韓米軍防衛費分担金交渉でテコに使う可能性があるという懸念も声もあがっている。

ソン・ヨンチョル記者、ワシントン/ファン・ジュンボム特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:8/24(土) 12:16
ハンギョレ新聞

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