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北電の株価、最安水準 原発停止、無配が要因か

8/24(土) 1:10配信

北國新聞社

 北陸電力の株価が過去最安水準になっている。東日本大震災前、2000円を超えていたが、22日の終値は638円にまで低下。志賀原発停止の長期化や七尾大田火力発電所のトラブル、長引く無配などが株価低迷の要因とみられる。

 北電によると、22日の終値は1974年の630円に次ぐ低水準だった。23日は644円に反発した。

 北電の株価は2017年の減配を境に低迷し、今年1月には1000円を割った。地域広報部の担当者は「経営の効率化で利益を確保したい」と話す。

 筆頭株主の富山県には年5億7千万円が配当された時期もあったが、無配となった2年前から当初予算に配当を加味していない。県幹部からは「早く復配してほしい」との声が漏れる。

 ほくほくフィナンシャルグループ(FG、富山市)の株価は21日、上場来最安値となる956円を付け、23日までに969円まで戻した。担当者は「米中貿易摩擦や超低金利で市場が悲観的になっている。当社は業績予想も順調で、固有の事情ではない」としている。

 島大証券(富山市)の島谷治郎社長は両社の株価低迷について、東証株価指数の指標銘柄でなく、買い支えする動きがないとした上で「実力以上に売られており、きっかけがあれば反転するだろう」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/24(土) 1:10
北國新聞社

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