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「自分は恵まれた人間」…トーレス、キャリアを振り返り「後悔はない」

8/24(土) 0:34配信

SOCCER KING

 2019明治安田生命J1リーグ第24節が23日に行われ、サガン鳥栖はヴィッセル神戸に1-6で敗れた。同試合限りでの現役引退を発表していた元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、試合後に会見を行った。

 まず、トーレスは現役を終えての率直な気持ちを吐露。「自分は誰よりも恵まれた人間だと思う。好きなことを仕事にして、これまでのプロ生活18年間を歩んでくることができた。共にプレーした仲間、相手とハイレベルな中でサッカーをやれた。その中で諦めずにやってこられたことは自分の自信になった」

 全世界のファン・サポーターに対しては「良い時、悪い時、どのクラブでも応援してくれた。自分がプレーしたクラブ、そして相手のサポーターも自分を成長させてくれた。感謝している」とメッセージを送った。

 昨年7月からプレーしている鳥栖について「クラブ規模は小さいが、野望や勇気を持っていた。困難に立ち向かうことが個人的には好き。今後は組織をしっかり作り、良いクラブになるようやっていきたい」とコメント。鳥栖のファン・サポーターには「良い時も悪い時も常に応援してくれた。それは途轍もないこと。皆さんは多くのことを教えてくれた」と感謝の言葉を述べている。

 自身の現役ラストマッチでは、かつてスペイン代表でともに戦ったヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャも敵チームの一員としてプレーした。トーレスは「彼らと話して、泣きそうになったよ」と話したが、「今日は悲しくない。ハッピーだし、誇らしい気持ちだ。偉大なサッカーの歴史の中でこういう終わり方ができた。ある日、悲しむ瞬間が来るかもしれないが、今はそういった気持ちはない。後悔はないよ」と、前向きな気持ちであることを明かした。

 日本で一番印象に残った試合について問われると、「強いて言うなら、昨季の残留を決めた試合」と回答。日本でプレーして学んだことについては「人間の持つリスペクト。この国の人々にはそれがある。それを強く実感した。日本の人たちはプライバシーを守ってくれた。家族といる時に距離を保ってくれた」と話している。

 また、世界の子どもたちに対してもメッセージを送っている。「子どもたちにとって重要なことは夢を持つ、成し遂げる目的を持つことだ。困難であればあるほどいいと思う。その子どもたちは何かをプレゼントされるのではなく、努力して謙虚に頑張って欲しい。自分もそうだったし、皆さんに対してもそうしてほしいと思う。スポーツの世界でもそうだが、周りには『無理だ。難しい』と言う人間がいるが、助けてくれる仲間たちもいる。そういう人たちと成長してほしい」

 最後に、「今日はスペシャルな日と話したが、僕の子どもたちはまだ幼いからわからないかもしれない。妻に関しては良い時も悪い時も支えてくれた。ここまでのサッカー人生は最高に楽しめた。『これからまたみんなで新しい生活を歩んでいこう』と家族には話した。子どもたちが大きくなった時、本を読んだり、映像を見た時に、また改めてどういったものだったかを感じてもらえればと思う」と家族への思いを語った。

 

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最終更新:8/24(土) 0:35
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