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大型モニター並ぶコックピットや落ち着いた化粧室 特集・JAL A350-900福岡公開(4)

8/25(日) 23:58配信

Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)が9月1日から国内線に投入するエアバスA350 XWBの初号機(A350-900、登録記号JA01XJ)。6月29日から始まった国内での訓練飛行も、大詰めを迎えている。

【大型モニターを採用したA350のコックピット】

 座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席(2-2-2席配列)、クラスJが94席(2-4-2席)、普通席が263席(3-3-3席)。前方入口にはJALの鶴丸ロゴを掲げた。

 コックピットは、サイドスティックと大型ディスプレーが目を引く。ディスプレーは6つ並び、キーボードで表示したい情報を呼び出せる。JALに統合前の日本エアシステム(JAS)が導入したA300-600R(退役済み)に続くエアバス機だが、サイドスティックを採用した同社機を運航するのは初めてとなる。

 A350運航乗員部で副部長を務める杉本恒機長は、「A300の操縦経験者もサイドスティックは初めてで、JALとしては一(いち)からエアバス機について学びました。副操縦士とのブリーフィングでは、中央のディスプレーにチャートなどを表示することもできます。客室では機体前方と垂直尾翼のカメラの映像をご覧いただけますが、私たちもこの映像を活用できるんですよ」と説明する。

 サイドスティックを採用したことで、従来操縦桿があった場所には引き出し式のテーブルがあり、パソコンのようにキーボードも使用できる。中央モニター下にはボールペンなどを置けるくぼみがあり、実用性が考えられている。

 客室乗務員が機内食の準備などで使うギャレー(厨房設備)は、前方のほか後方に大きなものを備える。現行のボーイング777-200型の後方ギャレーは横に広いタイプだが、A350は奥行きのあるものになった。

 各クラスにあるラバトリー(化粧室)のうち、ファーストクラスは高級ホテルやおしゃれなバーにあるような内装で、落ち着いた雰囲気を演出している。

 運航を開始する9月は、1日あたり16.5往復33便運航する羽田-福岡線のうち、1日3往復6便にA350を投入。2021年度末に向けて投入を拡大し、同路線の7-8割がA350による運航便になる計画で、福岡就航後は、777-200で運航している羽田-札幌(新千歳)線に冬ダイヤ初日の10月27日から、3路線目の羽田-那覇線に2020年2月1日から投入する(関連記事)。

 就航まで1カ月となった8月、福岡で機内が初公開された。本写真特集では、コックピットやギャレー、ファーストクラス用ラバトリーを取り上げる。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8/25(日) 23:58
Aviation Wire

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