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韓国が日本との軍事協定の破棄発表~日本の国益を見直すいい機会

8/25(日) 21:40配信

ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月23日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。日韓関係の悪化について、アメリカの視点も踏まえて解説した。

韓国が日本との軍事協定破棄を発表

韓国大統領府は22日、日本と結んでいる軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄することを決めたと発表した。GSOMIAは主に北朝鮮などの脅威に対応することを想定して、日韓双方が機密情報をやり取りする際のルールを定めたもので、朴槿恵前政権下の2016年11月に締結して以来、日韓両政府による安全保障上の連携の象徴とされて来た。

飯田)24日までに日本に通告、協定は11月22日を最後に終了となります。メールやツイッターでもご意見をいただいています。“かずだるま”さんから、「GSOMIA破棄、この問題は話題になると思いますが、これについて左や右などの意見ではなく、中立公平的な観点からお話が聞きたいです。日本にとってのメリット・デメリット、第3者の立場からの意見が聞きたいです。通勤時に聞いています」といただきました。

宮家)私が適当な人間かどうかはわからないけれども。GSOMIA破棄について、きょう(23日)のニューヨークタイムズに何が書いてあるかと思って、早速見たのですよ。朝刊の紙面だったのですが、どこにも載っていないのですよね。インターネットバージョンでは、5時間くらい前に出ていましたが。日韓では大騒ぎだけれど、ニューヨークタイムズの紙面には一言も載っていなかったのです。

飯田)22日の夕方に一報が入りましたよね。

宮家)1つくらい記事があってもいいではないですか。ニューヨークタイムズだけが新聞ではないけれどね。

日韓について関心のないアメリカ

宮家)私が申し上げたいのは、要するにアメリカはあまり関心がないように見えるということです。もちろん関心を持つ人はいますけれども。できるだけ中立的に言えば、日韓は大騒ぎで、北朝鮮や中国も関心を示しているけれど、アメリカのほとんどの人は知らず、アジア関係の学者、研究者が言っているだけという状況なのです。我々は渦中にいるから大嵐に見えるけれども、実はコップのなかの嵐のように見られているということが、今回分かったことですね。それが何を意味するかと言うと、実はアメリカ人の多くはこの問題に関心がないということです。日韓関係がおかしくなったのは、特に韓国に問題があることは事実なのだけれども、それが前提でもう少し中立的に言えば、アメリカも何をしてくれているのかと言いたいのですよね。いまごろ「失望」を表明したりしていますが、一体何を言っているのかと思います。

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最終更新:8/27(火) 16:25
ニッポン放送

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