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石川遼 亡き義母に捧げる勝利 大会初日に急逝

8/25(日) 17:17配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ最終日(25日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

【写真】今季最高位のイ・ボミ

深い悲しみを乗り越えての勝利だった。「日本プロ」に続く自身初の2試合連続優勝を飾った石川遼が、18番グリーン上での優勝スピーチで義理の母が、大会初日の木曜(22日)朝にがんのため他界したことを告白した。「ずっとお母さんが見てくれて、応援してくれていたんだと思う。不思議な力を感じたし、自分だけの力で勝てたのではないと思った」と言葉にした。

歓声に沸く優勝直後の優勝インタビューでは、自ら「初めて言うんですけど、自分にとって大切な人を亡くしてショックでした」と切り出し、瞳を潤ませた。「精神的にもきつかったし、妻とも一緒にいてあげたかった。試合に出ることを迷った」と言うが、実母を亡くした夫人の後押しもあって出場を決断したのだという。

中学校の同級生だった夫人とは当時から家族ぐるみの付き合いがあり、夫人の母は2016年の結婚後も「ずっと僕のことを応援してくれていた」という。がんを発症したのは1年ほど前。1カ月半前に3シーズンぶりの優勝を飾った「日本プロ」は、一時退院をして自宅のテレビで家族と観戦していた。今週初めに病院で面会したときには「“頑張ってね”と送り出してくれた」と話し、「すごくつらい時を乗り越えてきた姿を見て、自分も頑張らなきゃと思っていた。すごく感謝しています」と静かな口調で義母を偲んだ。

急な他界によりまだ葬儀の日取りは決まっておらず、3試合連続優勝がかかる次週の「RIZAP KBCオーガスタ」出場については「家族とも相談して、納得のいく判断をしたい」と話すにとどめた。(北海道千歳市/塚田達也)

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