ここから本文です

響き渡る轟音、身体を揺さぶる強烈な衝撃波が大迫力!|陸上自衛隊総合火力演習

8/25(日) 17:31配信

MOTA

令和初となる総合火力演習

陸上自衛隊が毎年実施している演習の中でも最大の規模となる『総合火力演習』(通称:総火演)が、東富士の畑岡演習場にて行われた。令和になって初めての総火演ということもあり、一般公開日となる8月25日(日)のチケットは多数の応募が寄せられ、かなりの高倍率になったという。

ド迫力! 戦車や装甲車の砲撃の瞬間を見る

筆者は、一般公開に先駆け8月22日に行われた富士学校が主催する学校予行にて、総火演を始めて体験してきた。実弾を使っての演習、砲撃の音、衝撃波、そして振動は、いまだかつて経験したことのないレベル。ちょっとナメていた自分を恥じた。演習地手前に着弾したという設定の爆発では、スタンド全体が揺れるほど。上空で炸裂して頭上から降ってくる花火とはまったく違う音の伝わり方だった。

元々総火演は、陸上自衛隊富士学校の生徒が行う演習という位置づけだったそうだが、一般公開にあたり、広く自衛隊の活動を理解してもらおうという意味合いを強めている。内容としては、戦車や装甲戦闘車、自走式榴弾砲といった陸上自衛隊が使用している「装備品の紹介」と、それらの装備品を使い、設定されたシナリオに基づいて実弾/映像を交えながら演習を行うというものだ。

戦車も迫撃砲もショベルカーも全部『装備品』

軍事情報包括保護協定GSOMIAを韓国が破棄するという、微妙なタイミングで行われた今回の総火演は、前段演習と後段演習という2部で構成された。

まず10時からの前段では、平成22年度にデビューした10式戦車(通称:ヒトマル)や90式戦車(通称:キュウマル)による実弾演習を始め、16式機動戦闘車(16MCV)、96式装輪装甲車(WAPC)、軽装甲機動車(LAV)などなど、火器を備えたさまざまな車両による実弾演習が行われた。

ヒトマルは、コンパクトで軽量ながら120mm滑腔砲を備える最新型の国産主力戦車で、高度な情報システムにより戦車間はもちろん本部などとリンクをしながら、作戦を遂行する能力をもつ。
ちなみに搭載されるエンジンはV型8気筒ディーゼルエンジンで、1200psを発揮、最高速度は70km/hなので、かなり速い。演習地を縦横無尽に駆け巡りながらの砲撃や、茂みに潜みながら砲撃でそのパフォーマンスを披露してくれた。

もっとも迫力があったのは99式自走155mmりゅう弾砲。スタンド最上段にいた筆者は砲撃直後身体を揺さぶる衝撃波を受け、思わずカメラがブレてしまったほど。演習場最前列のシート席では、砲撃の熱も感じるかもしれない。その他19式装輪155mmりゅう弾砲(砲撃せず)、155mmりゅう弾砲(FH70)、81mm迫撃砲(L16)や120mm迫撃砲(RT)なども次々と登場し、演習場全体が大いに揺れた。

1/2ページ

最終更新:8/26(月) 0:45
MOTA

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事