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劇場版『ガンダム GのレコンギスタI』「行け!コア・ファイター」福岡の国内最速試写会に富野由悠季総監督登壇!【レポート】

8/25(日) 0:30配信

超!アニメディア

 8月24日(土)、劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」の日本国内最速となる試写会が、「富野由悠季の世界」展が催されている福岡市美術館内のミュージアムホールにて行われ、富野由悠季総監督が登壇しトークショーを行った。

 いち早く劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』を見ようと、応募総数およそ1,900人の中から抽選で選ばれた約180人のファンからの熱い拍手を受け、富野由悠季総監督と福岡市美術館の山口洋三氏がステージに登壇。本編上映の興奮冷めやらぬ熱気の中、トークショーがスタートした。

 山口氏から「今日初めて劇場版を拝見して、TVシリーズと比べて分かりやすくなったという印象を持ちました。新作カットなどで心情や状況の説明が分かりやすくなったと感じましたが、直し方などを伺えますか?」と聞かれると、富野総監督は「自分の手だと昔からの富野流に染まってしまっていますので、“児童向け”という言葉を使いますが、そういう風にしておきたかったというのがあります。今の『G-レコ』の中で描かれている問題というのは全部、現在解決ができない問題というものを画にしています。そういうことを考えてもらうためには、これから恐らく150年くらいかかるんじゃないかと思っています。なので、今子供たちにその問題意識を分からせておいて、解決策を考えてもらいたいと思い、子供たちに向けて分かりやすい物語にしておきたかったということで、こういう直しになっています」と、独特の言い回しで回答。

 また、山口氏が「今作は一種のおとぎ話のようにされており、監督の子供たちへのメッセージをこういった物語に託して、映画にしてお見せしている。これがいつもおっしゃっている『物語の力』なのかなと思いました」と語ると、富野総監督は「漫画とかアニメというものは画を使って物語ることができる性能がものすごく高いものだと思っています。ヘイトスピーチを言うのは簡単で、固有名詞を使った瞬間に全部ヘイトスピーチになるんですよ。それを絶対にしないでそういうことを描くということができるのがアニメの持っている性能の高さ。今10歳になるかならないかの子供たちが引っ掛かるような物語を作っておくということがとても大事なことで、アニメだからそれができるのかもしれないということで挑戦しているという意味では、今までのモビルスーツものとは違うものになっているという風には自負しています」と明かした。

 さらに、来場者から「劇場版第1部を制作していて楽しかったところはどこか?」と聞かれると、富野総監督は「『G-レコ』は全体的に楽しかったんです。キャラクターをこういう設定にしたおかげで、キャラクターっていうのはこういう風にあっけらかんとしているほうが、やはり楽しいなということがあったわけです。ですから、やはり深刻なものはあまり作りたくないなということを改めて感じました。また、その質問を受けていてふと思ったのは、今回の展覧会(「富野由悠季の世界」展)のことがありましたので、パッと思い出したのは『ザブングル』でした。やっぱり楽しかったですよね」と回答。

 他にもファンからもたくさんの質問があり、富野総監督の言葉に会場に集まったファンは熱心に耳を傾けてた。そして、イベントの最後には山口氏より重大発表があると告げられると会場がどよめき、期待の高まる中、劇場版『ガンダムGのレコンギスタ』の劇場上映日が、11月29日(金)に決まったことが発表されると、会場で喜びの拍手が起こり、トークショーは幕を閉じた。

〈劇場版『ガンダム G のレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」 情報〉
【公開日】2019年11月29日(金)より2週間限定上映
【上映劇場】全国 22 館

(c) 創通・サンライズ

最終更新:8/25(日) 0:30
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