ここから本文です

「国鉄色」の列車に郷愁 貸し切り運行 十勝晴号 懐かしの「駅弁」も

8/25(日) 14:02配信

十勝毎日新聞 電子版

 音更町の私設鉄道博物館「十勝晴(とかちばれ)駅」(柳町南区12、穂積規さん運営)の開業5周年を記念した貸し切り列車「十勝晴号」の運行が25日、JR根室線の帯広-厚内(浦幌)間で行われた。池田駅(池田町)では弁当売りもあり、乗客は昔ながらの演出を堪能。懐かしさあふれる列車の旅を楽しんだ。

 十勝晴駅は2014年8月にグランドオープン。貴重な鉄道部品やジオラマなどを展示している。十勝晴号は穂積さんが同駅常連客らと約1年前から準備を進め、「団体貸し切り列車」として運行。JR社員が運転士や車掌を務め、道内外から57人が乗車した。

 列車は朱色の国鉄色に塗装されて人気の高い「キハ40 777」1両で、午前9時39分に帯広駅を出発。行きは普通列車で、厚内駅(浦幌町)まですべての駅と信号場に停車した。池田駅では旧国鉄時代を思わせる弁当売りを行い、乗客が窓を開けて駅弁を受け取った。

 厚内駅では行き先表示板が「帯広-十勝晴」から旧士幌線「帯広-十勝三股」、旧広尾線「帯広-広尾」など懐かしい表示に交換され、乗客が撮影を楽しんだ。乗車した東京都の内海弦さん(57)は「昔はよくSLを撮影するために十勝に来た。ノスタルジーを感じる旅で楽しい」と笑顔を見せた。帰りは急行列車で、帯広駅(帯広市)に午後3時1分に到着予定。

 穂積さんは「鉄道ファンにとって自分の列車を走らせることは夢。感無量です」と話した。(中島佑斗)

最終更新:8/25(日) 14:02
十勝毎日新聞 電子版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事