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乗ってコレだと確かに涼しい…残暑の街走る『霊感タクシー』 暑さチャンスに!新サービス続々

8/25(日) 7:03配信

関西テレビ

まだまだ続く厳しい残暑。街では色々なところで、涼しく、お得になるサービスが行われています。

 さらに、日に当たれば当たるほど甘くなっていく、暑さのおかげで美味しくなっている秋の味覚も…。厳しい残暑をお得に乗り切る方法を取材しました。

 薄田ジュリアキャスターがやってきたのは、とあるタクシー会社。

薄田キャスター:
「まったく(内容を)聞かされず、やってきました。ここに『暑いからこそいい』みたいなものがあるんでしょうか…」

 そこへ車庫から1台のタクシーが…。

薄田キャスター:
「これに乗るんですか?(乗って)ああぁぁっ!なんか変な人がいる!どういうこと!?」

 タクシーの中には、不気味な写真や落ち武者。さらに運転手は…“幽霊”!

薄田キャスター:
「あ、『霊感タクシー』って書いてあります。『少々ヒヤッとします』(笑)」

 これは、身も心も涼しくなってもらおうと、大阪の会社が走らせているタクシーなんです。社内には不気味なBGMも…。

 当たり前ですが、運転席の幽霊はちゃんとしたドライバーさん。役作りの参考にするため、“あの怖い映画”を何度も見たそうです。

幽霊(運転手):
「…お清めにどうぞ」

薄田キャスター:
「何かもらいました。不気味ですが…『塩分チャージ』。熱中症対策ですかね。必要以上に涼しかったです」

未来都タクシー 小林さん:
「(Q.どこを走ってるんですか?)流しで走っているので、運転手…じゃなくて幽霊任せですね。行き先とかもちゃんとお伝えいただければ、その通り走ります」

 涼しく感じるかどうかは“お客さんしだい”ですが、まだ続く暑い日に、とってもお得なサービスを受けられる場所が…。

■暑いほどお得に…逆手に取ったサービス

 ウェスティンホテル大阪では、レストランやラウンジのドリンク30種類以上が、大阪市の午前9時時点の予想最高気温30度以上で30%オフ。35度以上なら35%オフになるんです!

ウェスティンホテル大阪 島さん:
「ぜひこのサービスをこの機会に知っていただいて、たくさんのお客様に足を運んでいただけたらと思います」

 暑いほどお得なサービスは他にも…。

薄田キャスター:
「百貨店の中は涼しいんですよね。そんな中、こちらでは『猛暑日サービスDAY』が開催されています」

 暑いからこそ百貨店で涼しくお得に…と、涼しみながらのお得が盛りだくさん。高島屋大阪店では、気象庁が発表する翌日の天気予報(午後5時時点)で、近畿2府4県のどこかで35度以上になると、次の日、洋菓子やお肉、総菜が割引になったり、試食ができたりとおよそ100種類のサービスが受けられるんです(8月31日まで)。

買い物客:
「ラッキーです(笑)とてもうれしいですね。得した気分になります」

別の買い物客:
「(試食して)これはプレゼントにいいなと思って。外でウロウロするより中でゆっくり楽しめるのがいい」

 ホテルでも百貨店でも、涼しくおもてなしをすることで、お客さんにきてもらうきっかけを作っているのです。

 実は、暑いとお財布のひもが緩む…というデータもあります。

 夏の平均気温が1度上昇すると、家計消費が2884億円増えるんだそうです(出典:第一生命経済研究所)。言われてみれば、今年大ヒットしている小型扇風機やアイスクリームにジュースなど、涼しさを求めて買ってしまいます。

高島屋 坪田さん:
「百貨店は全館お買い回りいただける、一つのところで用事を済ませていただける場所ではあるので、お客様の滞在の時間が長くなるのにもつながっているんじゃないかなと思います」

 涼しさに引き寄せられたお客さんに向け、たくさんの猛暑サービスを用意することで、長い時間、買い物をしてもらおうという狙いも百貨店にはあるようです。

 一方で、こう暑いと気になるのが、日々料理で使う食材の値段です。

フレッシュマーケット アオイ 内田社長:
「(Q.暑い日が続いてますけど、お野菜の値段はどうですか?)今年は野菜の値段が去年に比べると落ち着いていると思います」

 去年は記録的な猛暑で野菜の値段は軒並み高騰しましたが、今年は全体的に平年並みとのこと。そんな中、トマトは夏の日照時間が長かったため全国的に収穫量が多く例年より2割から3割安く、たまねぎも1割ほど安いそうです。

 そして今年、意外なものも安くなっているんです!

買い物客:
「めちゃ安いね!こんだけようけあったら佃煮みたいにしてもいいわな」

 お客さんが手に取っていたのは“ベビーホタテ”。例年より2割ほど値段が安いそうで、取材した日は特売で半額になっていました。

 取引している青森県の加工業者に尋ねたところ、人間にとってつらい暑さも、ホタテには快適な水温で、エサとなるプランクトンも豊富だったため、水揚げが好調なんだそうです。

■暑さのおかげで…秋の味覚が極甘に

 続いてやって来たのは大阪府柏原市。

薄田キャスター:
「ぶどうがたわわに実ってます。おいしそう」

 大阪はぶどう(デラウェア)の収穫量が全国3位を誇り、柏原市では、およそ300年前から、ぶどうが作られていました。今のシーズンは、ぶどう狩りのお客さんでにぎわっています。

ぶどう狩りに来た子供:
「おなかいっぱいやけどさ~、美味しすぎてやめられへん」

毎年来る常連客:
「今年は当たりです。おいしいです」

 常連客もうならせる今年のぶどう、なぜそんなに甘くなったのか伺ってみると…。

横政農園 横尾さん:
「天気がものすごくいいですやろ。日照時間が長くて、葉っぱが光合成を活発にしているので、ものすごく糖度がのっています」

 ちなみに大阪の8月の天候はほとんどが晴れ。ぶどうは光合成をすればするほど、甘味のもととなる糖類が多く作られるんです。

 実際に糖度をはかってみると…なんと21.9度!

横政農園 横尾さん:
「夏によく食べるスイカ、あれが10度か11度あると思いますけど、それに比べると倍」

 これからの旬は、実の大きな『マスカット・べリーA』。酸味と甘みが絶妙な品種です。

横政農園 横尾さん:
「色もついてきて味ものってきてますので、今から9月の中ごろまで。まだまだおいしくなります」

 人間にとってはつらい暑さ…。しかし、それをなんとかお得に乗り切れば、秋の実りはすぐそこまで来ています。


(関西テレビ8月20日放送『報道ランナー』内「知っトク!ニュースなオカネ」より)

最終更新:8/25(日) 7:03
関西テレビ

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