ここから本文です

「遺族年金ってどんなもの?」いざというときのために基本を知ろう

8/25(日) 18:31配信

ファイナンシャルフィールド

前回は、遺族の生活保障を目的に「収入保障保険」などの死亡保険に加入する際は、公的保障である「遺族年金」を考慮しましょうというお話をしました。

とはいっても、「遺族年金ってどんなもの?」と、思われる方もいるかと思います。今回は、遺族年金について簡単に見ていきたいと思います。

まずは会社員の公的年金制度について

遺族年金を理解するには、公的年金制度の仕組みを知る必要があります。ここでは話を簡単にするために、会社員の場合、どのような公的年金制度に加入しているか、ということから確認していきます。

会社員が「加入」する基本的な公的年金制度

会社員の場合、「国民年金保険」と「厚生年金保険」のふたつに加入しています。よく「会社員の場合は2階建ての年金制度」といわれますが、その意味がこれです。「会社員だから厚生年金だけだよね」と思いがちですが、会社員の場合、国民年金保険制度の上乗せ保障として、厚生年金保険制度が存在しています。

このようなことから、会社員の場合、「保険料を納めている(=入り口)」公的年金制度は、国民年金と厚生年金ということになります。また、「出口」として支給される「遺族年金」も、それぞれに対応しています。

分かりやすくするためにイメージで見ていきましょう。

会社員の場合に「給付」される遺族年金のイメージ

ここで理解しておきたいことは、出口段階で名称が変わる点です。国民年金に対しては、支給される遺族年金の名前が「遺族基礎年金」に、厚生年金に対しては「遺族厚生年金」に変わっています。

あくまでも分かりやすくするためにかなり説明を省いていますので、この点はご了承ください。ちなみに、老後の年金については、原則、国民年金が「老齢基礎年金」、厚生年金が「老齢厚生年金」に名前が変わります。

会社員の夫が死亡し、妻と子(18歳未満)が遺された場合

それでは、条件を設定して、もう少し詳しく見ていきましょう。会社員として働いていた夫が死亡し、遺族としては妻と子(18歳未満)がおり、子が18歳に到達した後は、妻が40歳以上65歳未満になるご家庭を想定します。

1/2ページ

最終更新:8/25(日) 18:31
ファイナンシャルフィールド

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事