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24時間365日いつでもどこでも…今の子どもたちが直面する“ネットいじめ”

8/25(日) 19:00配信

FNN.jpプライムオンライン

調べ物をしたい時、誰かと連絡取りたい時、何でもできてしまうスマホ。

今や小学生も欠かせないものになっているが、最近ではスマホを使ったネットいじめが深刻な問題となっている。

いじめの対象は“わからない”…常に不安の中にいる子どもたち

子どもの使用について親が四六時中見守るわけにもいかない。そこで、青少年のネット・スマホ事情に詳しいジャーナリストの石川結貴さんにネットいじめの現状について聞いた。

2種類ある「ネットいじめ」

まず、ネットいじめについて石川さんは、「SNSを通じたもの」と「スマホというデバイスを使ったもの」の2種類を挙げる。スマホはいつでもどこにいても手元にあり、便利な一方で、簡単にネットにつながり、拡散力が強いからこそ、悪意のある使われ方をすると子どもたちを苦しめるものになってしまうという。

「ある中学生から、同時刻に何通も同級生から『しね』というメッセージが届くという相談を受けました。これがSNSを使ったいじめの一つです。メッセージを受け取った時間は夜。24時間365日、場所も時間も問わずいじめられてしまうことがネットいじめの大きな問題です」

もう一つ、スマホを使ったいじめについては、盗撮による拡散が問題になっているとし、ある少年が受けた事例を挙げた。

その少年はトイレで排泄していた姿を撮影され、「LINEでばらまく。嫌なら学校に来るな」と脅されたことで学校を休んでいたところ、撮影した少年から「削除する。口で言っても信じないと思うから会おう」と言われる。そして、会いに行くと「削除料1万円よこせ」と脅され、お金を渡してしまう。しかし、別の子から「俺もコピーがあるから削除して欲しければ5千円よこせ」と言われ、この少年はこのままではエンドレスにたかられてしまうと恐怖を覚えたという。

こうした事例の問題点について、「被害回復が非常に難しいこと」が懸念されると石川さんは言う。「ネットやSNSのいじめは、一度拡散してしまうと被害回復には時間も手間もかかる。その後の進学や就職など将来的な影響の可能性もあります」。

今、各地の教育委員会ではLINEを使ったいじめ相談の窓口を設ける動きが出ている。そこでは主に精神面のサポートが行われているが、こういったいじめの現状を考えると、拡散された画像、撮影された動画をどう削除するかといった技術的な面でのサポートも必要とされている。

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最終更新:8/25(日) 19:00
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