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中国の新幹線「高鉄」に初めて乗ってみた 予約せずに一苦労、乗れば日本とほぼ同じ?

8/25(日) 15:00配信

乗りものニュース

「現地でなんとかなるだろう」と思っていたが…

 あらかじめ予約しておくべきだったか……。きっぷ売り場の列を前にして大いにうろたえました。北京南駅での出来事です。私(蜂谷あす美:旅の文筆家)は初めての中国旅行で北京に滞在していたのですが、「鉄道趣味欲」がむくむくと顔をもたげてしまい、日本の新幹線にあたる「高速鉄道」(高鉄)に乗ることにしました。目的地は北京南駅から約120km南東に位置する天津駅です。

【写真】中国「新幹線」の車内・駅

 中国では、「中国鉄路12306」という、乗換検索によく似たサイトやアプリで列車の時刻を調べます。「12306」はきっぷの予約までできてしまうのですが、残念ながら中国の決済手段を持っていない人には門戸が開かれていません。日本で使えるクレジットカードでの決済に対応した日本語の予約サイトもありますが、北京南~天津間は多い時間帯であれば5分間隔。「現地でなんとかなるだろう」となめてかかり、まったく手配せずにいました。ここで冒頭に至ります。

 きっぷの自動券売機は中国にもありますが、これもやはり中国の身分証を持っている人限定。外国人が使える券売機も設置されていると聞いてはいたものの、見つからなかったため、おとなしく有人窓口の列に並びました。ちなみに筆者は中国語初心者で、数字がかろうじて聞き取れるレベルです。有人窓口はそれぞれLEDでなにがしかの表示があり、利用者の属性などによって窓口が分けられているように見受けられましたが、あいにく語学レベルが及ばず、ひとまず「全国」と書いてあるところに並びました。日本の漢字と異なる中国語の簡体字、意外に難しいです。

 10人くらい並んでいたと思われる窓口の列は、かなりスムーズに進み、自分の番が回ってくるまで5分ほどでした。日本の窓口の感覚で、「これは10分以上かかるかな」と踏んでいた身には拍子抜けでした。

 窓口では、発駅、着駅、列車番号、時刻、座席の種類など書いたノートを係員に見せます。どうやらノートに書いた列車は並んでいるあいだに満席になってしまったようで、別の時刻の列車を提案されました。前述のとおり、北京南~天津間は本数が多いため1本ずれても大した影響はありません。発券に際してはパスポートの提示を求められ、受け取ったきっぷにはフルネームが印字されていました。

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最終更新:8/26(月) 6:33
乗りものニュース

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