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真っ暗な駐車場で隣のクルマがドアパンチ! 傷は確認できないけど、警察を呼んでもいいの?

8/25(日) 10:10配信

くるまのニュース

駐車中のクルマ同士の接触は、交通事故ではない

 サービスエリアの駐車場などで夜中に仮眠していると、隣に駐まったクルマのドアが開いてクルマのボディにぶつかった。そんな経験は、ありませんか。

夜の駐車場でぶつかった! クルマの接触イメージを画像でチェック (10枚)

 結構な衝撃を感じたけど周りが暗くて、傷がついているのかいないのかよくわからない。そんな状況もあると思います。

 傷も確認できていないのに、相手に連絡先を聞いたり警察を呼ぶことは、なんだか気が引けてしまいます。

 その場ではなにもしなかったけど、クルマのボディは想像以上に傷つきやすく、明るくなってから見てみるとくっきりとドアが当たったへこみを発見。そうなると、打つ手はありません。

 後から警察に被害届を出すこともできますが、加害者が見つかる可能性は極めて低いのが現実です。

 さらに、ドアパンチを受けたボディの傷を、相手の保険で直してもらうためには交通事故を警察に報告することで発行される交通事故証明書が必要となります。

 では、自分の愛車がドアパンチにあってしまった場合、傷が確認できない状況でも警察を呼んでもいいのでしょうか。警視庁総合相談センターの、交通相談コーナーに聞いてみました。

「相手との揉め事が起こる可能性などの困っている状況で、警察を呼ぶことにまったく問題はありません。

 ただ、現場の状況にもよりますが、駐車中のクルマのボディに違うクルマのドアが接触したという内容上、交通事故と判断されるかは分かりません。

 故意にぶつけたのであれば、器物破損で刑事責任を問うことはできますが、交通事故の定義は『車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊』と定められているので、交通事故としての処理はされない可能性が高いです」

 駐車中のクルマ同士の接触は、交通事故には該当しないということになると、交通事故証明書が出ない場合、相手側の自動車保険を使用して、傷を直してもらうことはできないのでしょうか。

 チューリッヒ保険会社のお客様相談室に問い合わせてみたところ、

「一旦警察に連絡をして頂いて、その後、保険会社に連絡を頂くと担当者がつくので、警察で事故の扱いとはならなくても、状況に応じてその後の手続きをご案内します」とのことでした。

※ ※ ※

 駐車中など、クルマが動いていないときの他車からの接触は、事故ではないような気がしてしまい、警察を呼ぶことに負い目を感じてしまいます。それは、車体に傷が見つからなければなおのこと。

 しかし、接触現場を離れてしまった後で傷に気付いても、補償してもらえる可能性がどんどん低くなるだけです。

「もしかして、傷ついている可能性があるかも」と、少しでも心配がある場合は、すぐに警察に連絡をして『接触』の記録を残しておくようにしてください。

くるまのニュース編集部

最終更新:8/26(月) 13:22
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