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カヌー・カヤックフォアが2大会ぶり五輪枠獲得

8/26(月) 6:13配信

スポーツ報知

 東京五輪予選を兼ねたカヌー・スプリントの世界選手権最終日は25日、ハンガリーのセゲドで行われ、男子カヤックフォア500メートルの順位決定戦で日本がアジア最上位の3着で全体12位となり、東京五輪の出場枠を獲得した。日本連盟は出場枠を獲得した選手を日本代表にすると定めており、松下桃太郎(31)、藤嶋大規(31)=ともに自衛隊=、水本圭治(31)=チョープロ=、宮田悠佑(28)=和歌山県教育センター学びの丘=の4人が代表に決まった。

 低迷の日本のスプリント種目に、男子カヤックフォア500メートルの4人が久々の朗報をもたらした。2大会ぶりの五輪出場となる松下は「これに懸けていた。うれしいというより、ほっとしている」とようやく肩の力を抜いた。

 五輪切符を引き寄せたのは、持ち味の後半の伸びだった。前半はパワーで勝る外国勢にリードを許したが「想定内」(藤嶋)と冷静だった。「追いつけなかったが、ついては行けた」(水本)と250メートルを6番手で通過。宮田が「ラストでぐっと上がる」と表現するラストスパートで、アジア最上位を争ったカザフスタンを突き放した。

 2016年リオデジャネイロ五輪では、スラローム種目で羽根田卓也(ミキハウス)が初の銅メダルを獲得。一方、スプリント種目は一人も代表を出せず、昨年には国内トップ選手がライバルの飲料に禁止薬物を混入させる前代未聞の事件が発覚。競技のイメージは失墜した。

 出場枠を獲得し、巻き返しへ第一歩を記した。五輪に向けては前半の強化が課題。松下は「前半に(力を)出したら後半ばてる。ちょうどいいところを練習で探して見つけないと」と来年の大舞台をにらんだ。

 ◆松下 桃太郎(まつした・ももたろう)1988年3月3日、石川県出身。31歳。男子カヤックペア200メートルで12年ロンドン五輪10位、14年仁川アジア大会で金メダル。168センチ、80キロ。

 ◆藤嶋 大規(ふじしま・ひろき)1988年5月23日、山梨県出身。31歳。ペア200メートルで12年ロンドン五輪10位、14年仁川アジア大会で金メダル。178センチ、83キロ。

 ◆水本 圭治(みずもと・けいじ)1988年4月7日、岩手県出身。31歳。10年広州アジア大会ペア200メートルで金メダル。176センチ、82キロ。

 ◆宮田 悠佑(みやた・ゆうすけ)1991年5月21日、福島県出身。28歳。18年世界選手権ペア500メートル13位。176センチ、82キロ。

最終更新:8/26(月) 6:13
スポーツ報知

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