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燃え続ける「アマゾン」温暖化加速で世界的危機の恐れも

8/26(月) 19:16配信

ABCテレビ

“世界的危機”アマゾン熱帯雨林で火災多発

遠い場所で起こっているから関係ないわ・・・と思っていてはいけません!地球温暖化が悪化する恐れがあるそうです。

地球上にある酸素の20%がアマゾン生まれ!

アマゾン熱帯雨林の面積は、日本の約15倍の550万平方キロメートル。9つの国と地域にまたがっていて、その6割がブラジルにあります。植物は約6万種。ほ乳類は300種類以上、鳥類となると1000種類が生息しています。このアマゾン、地球上にある酸素の20%を作り出していて、温暖化を緩和してくれている地球にとって大切な存在です。

毎分サッカーコート1.5倍分が今も焼失し続けている

今回の火災、どのくらいの規模かといいますと・・・火災が発生したのは、今月初め。数千キロも離れたサンパウロでも煙が確認されたほど。ひとつの大きな火災が起こっているのではなく、2日間で2500件以上発生していて、今も燃えている状態です。ブラジルの国立宇宙研究所によりますと、アマゾンの森林は、伐採や火事などで、毎分サッカーコート1.5倍分が失われているというほど、深刻な問題となっています。

原因は「ブラジルのトランプ」!?

なぜここまで広がったのでしょうか。火災の原因は、農地開発のための「野焼き」でした。驚いたのは、雷などの自然発生ではなく、人為的なものだったのです。これが、強風や高温により、燃え広がってしまったというんです。この「野焼き」を進めた人物が、ブラジルのボルソナロ大統領です。(ちなみにボルソナロ大統領は、「ブラジルのトランプ」と呼ばれています。)今年1月に就任し、牧草地を広げるため規制を緩和しました。実際に、今年に入って7万2000件以上の火災が発生しています。ボルソナロ大統領は、当初「消火する資金がない」と消極的な姿勢でしたが、国際社会から非難されると「アマゾンへの深い愛がある。森を守るのは私たちの義務です」と方向転換。先日、軍を投入し消火活動に乗り出しました。まだ消火には至っていませんが、このままこの火災でアマゾンの熱帯森林が失われれば、二酸化炭素が増えるため「地球温暖化」が加速する恐れがあります。

“地球の肺”アマゾン

地球の酸素の20%を作り出し、二酸化炭素を吸収していることから“地球の肺”と言われる「アマゾン熱帯雨林」。世界中のみんなで大切にしないといけませんね。

最終更新:8/26(月) 19:16
ABCテレビ

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