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ハイタッチして「ハッピープライド!」 中四国でレインボーパレードが初めて開かれた日はこんな1日だった

8/26(月) 7:12配信

ハフポスト日本版

8月25日、中国・四国地方で初めてのレインボーパレードが香川県丸亀市で開催された。

【動画】ハイタッチして丸亀レインボーパレードの最終地点を歩く参加者たち

事前の登録者やスタッフ、そして当日の飛び入り参加者らを含めて約200人が性の多様性を示す虹色のフラッグを手に沿道を歩いた。

一見すれば地方で開かれたイベントの一つに過ぎないかもしれないが、東京や大阪ではなく、中四国の小さな街でこのパレードが開催できた意義は大きかった。

午後2時、当日飛び入りで想定の倍以上の参加者が

開始予定時刻の午後2時になると、スタート地点の通町商店街にはずらりと長い列ができていた。

参加者は顔に虹のペイントをしたり、フラッグを手にしたり。横断幕や「ありのままの私を世界に発信します」「ひとつでも多くの選択肢がある未来を」などと書かれたプラカードを掲げる人もいた。

「地元では歩きにくい」「家族や職場にバレたくない」と、地方のレインボーパレードは当事者が集まりにくい背景もある。

しかしこの日は、事前の参加申請者が約60人だったのに対し、当日の飛び入り参加が新たに100人以上来るなど盛り上がりを見せた。

スタート地点の近くを自転車で通った年配の男性は「ここは何をしているの」と記者を呼び止めた。

説明を聞くと「お祭りのイベントで何かしているのかと思ったが、すごい盛り上がっていて気になった。議員や市長がいることにも目が行ったけど、丸亀にも同性愛の人たちがいるんだと思った。あまり知らなかった。明るいねえ」と話していた。

香川県ではこれまで、性的マイノリティを扱った映画を上映する「香川レインボー映画祭」を14年間開催してきたが、街中で多くの人がレインボーフラッグを掲げたり、沿道で同性愛や同性婚について語り合ったりする姿を目にすることはなかった。

参加者たちは通町商店街から、丸亀城に向かう数百メートルの道のりを「ハッピープライド!」と声を掛けながら歩いていた。

道の途中には、パレードの代表をする藍川逸美さんに「丸亀でパレードをしないか」と持ち掛けた地元の丸亀商工会の矢野秀典さんの姿もあった。

矢野さんはパレードに合わせてレインボーのTシャツを着て、感極まる藍川さんに「きょうのために用意したよ」と笑いかけていた。

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最終更新:8/26(月) 7:15
ハフポスト日本版

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