ここから本文です

一時寝たきりから2年 事故を乗り越え地元の洋菓子店復活へ 「プティ・ポンム」清水さんが新たな一歩

8/26(月) 6:05配信

上毛新聞

 交通事故で大けがを負った群馬県高崎市筑縄町の洋菓子店「プティ・ポンム」の代表、清水好美さんがけがを乗り越えて新たな一歩を踏み出そうとしている。2年間店を休んでいたが、「素材の味を生かした体にいいものを提供したい」とし、秋に再開する。入院中に出合ったハーブを活用した焼き菓子などを扱う考えで、準備を進めている。

◎地元の人気店 常連客の声を励みに復活

 店はハナミズキ通り沿いにある。1994年に創業し、夫の勝さんらと切り盛りしてきた。ケーキや焼き菓子のほか、シュークリームの人気も高く、ファンが多かった。

 清水さんは2016年11月、結婚式用のケーキを準備するため、式場に向かう途中で車同士の事故に遭い、頸椎(けいつい)と脊髄を損傷。一時は寝たきりとなり、回復してからも車いす生活が続いた。

 励みとなったのは再開を求める常連客の声だった。「閉店中に『待っているよ』と声を掛けられ、ポストに手紙をもらった」。リハビリを進め、徐々に回復している。

 閉店中は新しい焼き菓子のアイデアを練り、自家栽培のハーブを使った新商品を開発、市内外の土産店などで販売した。ミントやローズのクッキー、ハーブを使ったレモンケーキなどが人気になった。

 店の再開後は、体調を確認しながら店頭で販売する予定だ。「お客さんの声に応え、仕事をしていると元気になっていく。菓子を食べて癒やされてほしい」。思いを込めた菓子を届けたいと考えている。

最終更新:8/26(月) 6:05
上毛新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事