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ポスターモデルは宮田村民 移住定住促進に活用

8/26(月) 7:03配信

長野日報

長野県宮田村は、村への移住定住を促進する新たなPRポスターを制作している。一風変わった企業ポスターを手掛ける広告代理店「感動会社 楽通」(兵庫県)に制作を依頼。村民がモデルとなり、ポスターを通じて笑顔あふれる村の魅力を伝える。9月初旬までに完成する予定で、都心での移住セミナーなどで幅広く活用していく。

移住定住促進に力を入れる村は、村イメージキャラクター「みやさん」を中央に据え、住みやすさを前面に押し出したポスターを4年前から使用している。7月中旬、社員の表情を生かしながら映画宣伝のように企業イメージアップポスターをデザインし、全国的に話題を呼んでいる同社を知り、ポスター制作を依頼した。

同社は約90社のポスターを作ってきたが、「自治体との制作は初めての試み」と田村慎太郎社長(46)。「制服のある企業と違い、ご年配の方から赤ちゃんまでが参加してバリエーションがあり、表情も良いので作りがいがある。笑顔で楽しそうに村で過ごしているイメージで作りたい」と乗り気だ。

村役場など村内3カ所で6日に撮影を行い、村の呼び掛けや公募で村民約20人がモデルとして集まった。年齢は0~81歳と幅広く、消防団の団員服や地元企業の制服、学校制服、野球ユニホームなどさまざまな格好で参加した。はじめは緊張していたモデルも、カメラマンの声掛けに次第に笑顔を見せ、和やかな雰囲気の中で撮影を進めた。

デザインはすべて同社が担当する。田村社長は「全国的に過疎化が進む中、魅力がたくさんあっても外に知られていない自治体も多い。宮田村の名前を覚えたり、遊びに行ったり、ゆくゆくは移住しようと思ってもらえるきっかけになるポスターになってくれたら、うれしい」と話した。

村みらい創造課の伊藤哲也課長は「移住に限らず、村のPRに広く使っていきたい。ポスターにインパクトがあれば、興味のある人がブースに寄ってくれて村の魅力を説明できる。キャラクターだけのポスターのほかに、もう一つ違うバージョンの武器ができた」と喜ぶ。小田切康彦村長は「宮田村を全国に発信したい」とし、完成を楽しみにしていた。

最終更新:8/26(月) 7:03
長野日報

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