ここから本文です

タイミング別にみるFPおすすめの介護保険の備え方とは?

8/26(月) 7:30配信

Sodan[ソダン]

「自分の介護費用を準備している人はどれくらい?」でもご紹介しましたが、先日行ったアンケートによると、介護費用の準備をしている人は18.8%、準備をしていない人は81.2%と、準備をしている人の割合が非常に少ないことがわかりました。介護費用を備え始めるタイミングは、40~50代頃から検討される方が多く、介護保険料の支払いが始まることや親の介護がきっかけになるのかもしれませんね。今回は、ファイナンシャルプランナーの坂本卓也(所属:ブロードマインド株式会社)が、介護費用の考え方と備え方について解説します。

■介護が必要になるタイミングは老後だけ?

まず、介護費用を備えるにあたって、どのタイミングで介護が必要になるかを考えておく必要があります。おそらく多くの方は介護と聞くと、老後に病気やケガ、認知症などで思うように動けなくなり、在宅介護やデイケアなどのサービスを利用したり、老人ホームや介護施設へ入居することをイメージされるでしょう。では、介護が必要になるタイミングは老後だけなのでしょうか?以下で、介護の現状について確認してみたいと思います。

日本では平成12年4月より介護保険制度がスタートし、40歳を迎えると、これまでの年金・健康保険・雇用保険に加えて介護保険の支払いが始まります。これにより、老後の介護への備えはもちろんのこと、40~64歳までの間に介護保険制度の定める重度の病気(がん・リウマチなど)で要件を満たした場合にも、介護保険の給付を受けることが可能となっております。

実際のところ要介護認定者の割合はどのようになっているのかというと、厚生労働省の調べ(公的介護保険制度の現状と今後の役割)によると、2016年の要介護認定者の割合でみると75歳以上で544万人、65~74歳で75万人、40~64歳で13万人と、高齢者に比べると少ない割合にはなりますが、非常に多くの現役世代の方が要介護認定者として存在していることがわかります。このことから、老後だけでなく現役時代にも介護が必要なタイミングがあるということを踏まえて、介護費用を備えておく必要があるといえます。

それでは、「老後の介護」と「現役時代の介護」に対して、どのような備え方をすれば良いのでしょうか?それぞれ確認していきましょう。

1/3ページ

最終更新:8/26(月) 7:30
Sodan[ソダン]

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事