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レッドブル昇格のアルボン、”大抜擢”は経験済み「自分の仕事に集中する」

8/28(水) 20:18配信

motorsport.com 日本版

 今季、トロロッソからF1にデビューしたばかりのアレクサンダー・アルボンだが、シーズン前半に印象的な走りを見せたことで、大きなチャンスを掴んだ。ピエール・ガスリーと入れ替わるように、第13戦ベルギーGPからレッドブルに”昇格”したのだ。

これが鬼才の仕事。エイドリアン・ニューウェイ作のベスト10マシン

 アルボンは、デビューシーズンにも関わらずレースに勝つことができるマシンに乗ることについて、めったにないチャンスであることを認めた。

「F1キャリアの早い段階で、レースに勝てるクルマに乗るチャンスが得られるようなドライバーは多くない。だから、レッドブルでドライブできるのは素晴らしいチャンスだ」

 ベルギーGPを前に、アルボンはそう意気込んだ。

「大きな一歩だし、大きな違いだ。それに、レッドブルのファクトリーは(トロロッソの時より)僕の家にずっと近いんだ。だから便利だね!」

「この(レッドブルの)マシンがどんな能力を持っているかは分かっているし、マックス(フェルスタッペン)が成し遂げたことを見てきた。今まで(トロロッソのマシン)と比べてどんな感じなのかを知りたい。同時に、ベルギーGPはレッドブルのマシンに乗る初めての機会だ。僕はドライバーとして学習し、成長している途中だから、その後はさらに良くなっていけるはずだ」

「大きな違いのひとつは、移籍に伴う”ノイズと注目”だということは分かっている。でも僕は、地に足がついているよ。スパに向けてやらなければいけない仕事に焦点を合わせている」

 26日(月)にミルトンキーンズにあるレッドブルのファクトリーでシート合わせを行ったアルボン。すでに準備は万端だと彼は語った。

「シミュレーターで出来る限りの準備を終えた。今はチームで手続きを進めて、チームのメンバーを覚えているところだ」

「(レッドブル昇格は)大きな一歩だけど、僕は以前にも同じような”ビッグ・ジャンプ”を経験しているんだ。それについては心配していない。シーズン後半に集中し、可能な限り強くなる準備ができている」

 アルボンの言う”ビッグ・ジャンプ”とは、F1デビューが決定した時のことだろう。昨年のFIA F2選手権で上位につけていたアルボンは、日産・e.ダムスと契約。フォーミュラE参戦が決まっていたのだ。

 しかし昨年10月中旬ごろから、アルボンがトロロッソのドライバー候補に急浮上した。フォーミュラEの参戦契約が解消され、レッドブルがアルボンをトロロッソのドライバーに起用することを発表したのは、F1のシーズンが終わった後の11月下旬だった。

 アルボンはこれまで、フォーミュラ・ルノー2.0やF3ヨーロッパ、GP3、F2などのカテゴリーで、スパ・フランコルシャンでのレースを経験している。昨年のF2レース2では、3位を獲得した。

「スパは僕にとって、成功を収めているトラックだとは言い切れないけど、昨年のF2で表彰台を獲得したので良い方だと思う。それに、天候次第で何が起こるか分からないんだ」

Adam Cooper

最終更新:8/28(水) 20:18
motorsport.com 日本版

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