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片倉、高崎商ともに大会前に収穫と課題を見つける

8/28(水) 11:28配信

高校野球ドットコム

片倉、高崎商、ともに9回に粘り強さを示して星を分ける

 前日、秋季県大会の組み合わせも決まり、今週末からは関東地区で一番早く県大会が始まる群馬県。秋季大会前の最後の調整で、高崎商が八王子市の都立片倉まで遠征してきた。都立片倉と高崎商は、ここ何年か行ったり来たりで交流がある同士だ。高崎商は前任の富岡潤一監督が教員としての管理職についたことで勇退し、それを引き継いだ堤悠輝監督が指揮を執る。

片倉高校グラウンドの観覧席とスコアボード

 実は、28日が二学期の始業式だという高崎商。その前日の遠征となった。それだけに、充実した遠征、成果あるものにしたいという思いはより強いだろう。帰り時間の渋滞も考慮して、1試合目は9時過ぎに開始となった。

 高崎商の先発は長身の原田君だ。ちょっと立投げみたいな感じになるところもあるけれども、ストレートは角度がありカーブも大きく曲がってくるのでそうは打たれないだろうという印象だ。「ただ、時にいきなりコントロールが乱れてしまうことがある」と堤監督も言うが、それが4回に出てしまった。一死後にクリーンアップに対して3連続四球で満塁。そして中犠飛で1点を失った。このあたりは課題とも言えよう。

 2点を追う高崎商は5回に二死一塁に安打の嶋田君を置いてシュアな打撃の3番竹内君の左中間二塁打で1点を返す。そして、7回も島田君竹内君の連打で好機を作り、バントで進めて清水君の左犠飛で同点。さらに8回は先頭の6番堤君が二塁打で出るとバントで進め、内野ゴロで生還し逆転。1点差での9回の守りとなった。

 都立片倉の宮本秀樹監督はここで代打有村君を送るが期待に応えて左中間へ二塁打。続く矢口君が右前打して土壇場で同点とした。さらにバントで進めると内野ゴロで、慌てた野手の悪送球で帰って都立片倉が再リードした。

 都立片倉は「何故だか打たれながらも抑えちゃう、不思議な投手」と宮本監督が評する大西君が完投。器用なタイプではないということなのだが牽制球も巧みで、9回は先頭の岡田君に内野安打されつつも牽制で刺してピンチを逃れている。3回の3者凡退を除くと他は毎回安打されて10安打されたものの、何とか3失点。ミラクルぶりを十分に示していた。

 いい形で逆転しながらも、あと1イニングを守り切れなかった点を反省して高崎商は、試合後すぐに、堤監督は9回の守りの意識を中心にミーティングで説いていた。

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最終更新:8/28(水) 11:28
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