ここから本文です

バドミントン五輪レースに変化あり、秋の連戦に要注目

8/28(水) 12:02配信

J SPORTS

バドミントンの五輪出場権獲得レース(以下、五輪レース)に動きが出てきた。スイスのバーゼルで行われていた世界選手権が現地25日に閉幕。五輪レースに関わる動きが見られたのは、男女のダブルスだった。

2020年東京五輪の出場権は、来年4月末の世界ランクで決まる。今年4月末からの1年間で各大会の順位毎に設定されたランキングポイントを獲得し、上位ポイント10大会分でランクは決まる。当然、上位ほど出場権獲得に近付くわけだが、1カ国に複数の上位選手がいる場合には、同国勢間の順位争いも重要になる。東京五輪は、各種目で1カ国最大2枠しか出場権が与えられないからだ。

顕著な例が、日本の女子ダブルスだ。20日更新の世界ランクでは、1位から3位までが日本勢。借りにこの順位のまま来年4月末を迎えた場合、世界ランク3位という上位成績でも国内3番手となり、五輪出場がかなわないということになる。上位3強が臨んだ、五輪レースにおいて最もポイントが高い世界選手権で、どのような差が出るのが注目された。結果は世界ランク1位の松本麻佑/永原和可那(北都銀行)が優勝。同3位の福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ)が準優勝。同2位の高橋礼華/松友美佐紀がベスト8。五輪レースで出遅れていた松本/永原がポイントを大きく加算。他の2ペアとの差を縮め、これまで以上に混戦となった。

ただし、松本/永原は、12月に中国で行われるBWFワールドツアーファイナルズ(以下、ファイナルズ)の優先出場権を獲得したことで、抜け出すチャンスを得た。ファイナルズは、世界選手権に次ぐ高ポイントの大会で、年間成績上位8組、同国勢は2組まで出場できない。日本は3強の争いだが、この大会に出場できなかったペアが、置いて行かれる可能性がある。そのため、ファイナルズの出場1枠が埋まった意味合いは、大きい。他の2組は、今後の成績によっては、ファイナルズの出場権を獲得するため、格付けの低い大会でワールドツアーランキングを上げることも考えなければならないだろう。

1/2ページ

最終更新:8/28(水) 12:02
J SPORTS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事