ここから本文です

茶のまち金沢、親しんで きょう(31日)から全国学生大茶会

8/31(土) 1:09配信

北國新聞社

 金沢市が初開催する全国学生大茶会(石川県茶道協会、北國新聞社特別協力)は31日、開幕する。全国25大学から集まった茶道部員210人が2日間、茶の湯文化が根付く金沢で茶席を設ける「茶の祭典」となる。学生は30日、会場で客をもてなす準備を整え、交流会で大茶会の成功を誓った。

 金沢城公園内の玉泉庵や兼六園内の時雨亭など市中心部の茶室9カ所を会場に、31日と9月1日の午前10時から4茶席が設けられる。しいのきプラザには呈茶席も設けられる。

 金沢21世紀美術館の松涛庵では、金大茶道部21人が茶道具を並べたり、床の間に軸を掛けるなどした後、手順を確認した。大茶会の実行委員長でもある日向夏葵(ひなたなつき)部長(3年)は「普段交流できない遠くの学生と、互いに学び合う機会にしたい」と話した。

 28日に金沢入りした大正大茶道部は、旧中村邸で荷ほどきをし、本番に向けた稽古に打ち込んだ。空き時間に兼六園を訪れた三津田貴子さん(3年)は「こんなにすてきな場所でお茶ができて光栄。多くの人と交流したい」と期待した。

 KKRホテル金沢では交流会が開かれ、山野之義市長は「歴史、伝統、文化といった金沢の魅力を満喫して、いつかまた足を運んでほしい」とあいさつした。日向実行委員長の発声で乾杯した。

 金沢学院大は31日にしいのきプラザで呈茶席、金沢美大は9月1日に松涛庵で立礼席と工芸作品展を行う。大学茶道部としては2校しかない「藪内流」の龍谷大、創部70周年の大妻女子大など各校の茶道部が席を設ける。参加大は次の通り。カッコ内は協力校。

 ▽31日 金沢、大正、龍谷、名古屋、静岡、京都工芸繊維、東北、平安女学院(奈良教育)、慶應義塾、金沢学院・山梨合同▽9月1日 金沢美、大妻女子、福井、北海道、帝塚山(東海)、東海・産業能率合同、横浜市立、信州(同志社女子)、埼玉、長崎・山形合同

北國新聞社

最終更新:8/31(土) 9:53
北國新聞社

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事