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全国学生大茶会が開幕

8/31(土) 14:07配信

北國新聞社

 金沢市が初開催する全国学生大茶会(石川県茶道協会、北國新聞社特別協力)は31日、市内10会場で2日間の日程で開幕した。県内外の大学から集まった茶道部員が茶席を設け、茶の湯文化が息づく金沢を舞台に、お点前やお運びで稽古の成果を披露した。会場には心尽くしの一服を味わおうと多くの人が訪れ、若者のみずみずしさあふれるもてなしを堪能した。

 茶会には全国25大学の210人が参加し、金沢城公園内の玉泉庵や兼六園内の時雨亭など市中心部の茶室9カ所に薄茶席、しいのきプラザに呈茶席を開いた。

 金沢21世紀美術館の松涛庵では、スーツ姿の金大茶道部約20人が立礼(りゅうれい)席を設けた。ウサギをかたどった上生菓子のほか、ふたの裏に校章が入った棗(なつめ)など茶道部OBから寄贈された道具でもてなした。

 参加者は、道具の説明を聞きながら学生と談笑するなど、和やかなひとときを楽しんだ。お点前を披露した山田克副部長(21)は「緊張していたが、いつも通りできてほっとした。茶会を通じて、お茶が盛んな金沢の魅力を伝えたい」と話した。山野之義市長も出席した。

 しいのきプラザの呈茶席は金沢学院大と山梨大の学生が担当し、着物姿の女性グループなどが一服を味わった。山梨大の堀内未希部長(20)は「お客さんが、温かくお点前を見守ってくれていてうれしい。学生同士の交流を、この機会に広げたい」と笑顔で話した。

 最終日の1日は、薄茶席が各会場で午前10時から4席設けられる。呈茶席は午前10時から午後3時までとなる。

 31日の石川県内は停滞していた秋雨前線が南下した影響で不安定な大気の状態から脱し、時折晴れ間ものぞいた。気温も上昇し、正午までの最高気温は金沢28・7度、輪島29・1度となった。

 金沢地方気象台によると9月1日の県内は曇り昼前まで時々晴れで、加賀では夕方から雨が降る所もある見込み。

北國新聞社

最終更新:8/31(土) 14:07
北國新聞社

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