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現存1台のロールス・ロイス│ダウンサイジングの実験的モデルとは?

9/2(月) 7:25配信

octane.jp

戦後の不況が自動車の進化につながった例は多い。二度の大戦でイギリスの勝利に貢献したロールス・ロイスでさえ、ダウンサイジングの流れには逆らえなかった。
 
そのための実験的モデルがゴスホークIIだ。写真は3台目に製造され、ヘンリー・ロイスが個人的に使用していた車で、第一次世界大戦後の20hpとしては現存する最古の1台である。

現存1台のロールス・ロイス│ダウンサイジングの実験的モデルとは?(写真13点)

シャシーナンバー4-G-II が完成すると、フーパーによるオープンツアラーのボディが架装された。ロイスはこれを大いに活用。フランス旅行で頻繁に使用しては、帰国するとファクトリーで改良や修理を施した。売却前には、モディファイしたカムシャフトと排気システムを備える新しいエンジンを搭載。バルーンタイヤを装着し、ボディもT. H. ギル社のセダンカ・カブリオレに変わった。
 
1921年製造の初期の車なので、3段マニュアルギアボックスを中央のレバーで操作し、ブレーキは後輪のみに備える。ヒストリーに関しては完璧だ。過去の書類が詰まった分厚いファイルに加え、ロールス・ロイス・エンスージアストクラブが調査したヘンリー・ロイスの数年間の使用履歴も付属する。

2015年に購入した現オーナーによれば、オリジナルのコンディションで状態もよく、走りも申し分ないという。濃紺と黒のボディに似合う"ブルックス" スタイルのトランクも揃っており、後部のラゲッジラックにぴったり収まる。
 
ゴスホークIIは推定落札価格9万5000~12 万ポンドで、ヒストリクス・アット・ブルックランズのオークションに出品された。

Octane Japan 編集部

最終更新:9/2(月) 7:25
octane.jp

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